フィラッハ

オーストリアの都市

フィラッハ (Villach [ˈfɪlax] ( 音声ファイル)) はオーストリアの都市。ケルンテン州に属し、州都のクラーゲンフルトに次ぐ第二の都市である。郡に属さない憲章都市Statutarstadt)であるが、フィラッハ郡の郡庁が置かれている。人口は約5万9千人(2009年)

フィラッハ
Villach
オーストリアの旗
フィラッハの市章
憲章都市 (Statutarstadt)
位置
フィラッハの位置の位置図
フィラッハの位置
ケルンテン州におけるフィラッハの位置の位置図
ケルンテン州におけるフィラッハの位置
座標 : 北緯46度36分 東経13度50分 / 北緯46.600度 東経13.833度 / 46.600; 13.833
行政
 オーストリア
  (Bundesland) ケルンテン州の旗 ケルンテン州
 郡 (Bezirk) -
 憲章都市 (Statutarstadt) フィラッハ
地理
面積  
  憲章都市 (Statutarstadt) 134.89 km2 (52.1 mi2)
標高 501 m (1,644 ft)
人口
人口 (2009年4月現在)
  憲章都市 (Statutarstadt) 58,963人
    人口密度   434人/km2(1,123人/mi2
その他
等時帯 CET (UTC+1)
夏時間 CEST (UTC+2)
市外局番 04242
ナンバープレート VI
公式ウェブサイト : http://www.villach.at/

地勢・産業

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ドナウ川の支流であるドラウ川(ドラーヴァ川)の谷に位置している。イタリアスロヴェニア国境に近く、南欧との物流拠点としての役割を果たす。街の南には温泉が湧出しており、湯治客も訪れる。近隣の都市としては、約35キロ東に州都のクラーゲンフルト、80キロ南東にスロヴェニアのリュブリャナ、75キロ南西にイタリアのウディネが位置している。

かつてはスキージャンプ・ワールドカップの開催地であったが、ラージヒルと呼ばれる大型のジャンプ台が無いため、開催されなくなった。

歴史

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古代ローマ帝国の時代より、交通の要地であった。1060年に市場特権、1240年に都市特権を認められた。1348年1月25日にはオーストリアの歴史上最大と云われる地震が起き、大きな被害を受けた。16世紀宗教改革において一時プロテスタントの牙城となったが、対抗宗教改革の流れの中で再カトリック化した。19世紀後半、鉄道網の整備が進む中で、フィラッハは諸外国へと鉄道で移動する際の拠点駅となり、街の発展が進んだ。

交通

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フィラッハには多くの国際列車が停車する。イタリアのローマからの列車がボローニャヴェネツィアなどを経てフィラッハに到着する。クロアチアザグレブ発の列車も、スロヴェニアのリュブリャナを経由してフィラッハへと至る。ドイツミュンヘンケルンへ向かう列車も発車している。北上すれば、ポーランドワルシャワにまで行くことが可能。

姉妹都市

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フィラッハ
雨温図説明
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気温(°C
総降水量(mm)
出典:ZAMG
インペリアル換算
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気温(°F
総降水量(in)

出身者

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外部リンク

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