レアンドロ・セデーニョ
レアンドロ・アルトゥーロ・セデーニョ(Leandro Arturo Cedeño、1998年8月22日 - )は、ベネズエラのミランダ州グアティレ出身のプロ野球選手(内野手)。右投右打。オリックス・バファローズ所属。
オリックス・バファローズ #40 | |
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2023年7月9日 京セラドーム大阪 | |
基本情報 | |
国籍 | ベネズエラ |
出身地 | ミランダ州グアティレ |
生年月日 | 1998年8月22日(25歳) |
身長 体重 |
194 cm 118 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 一塁手 |
プロ入り | 2014年 アマチュアFA |
初出場 | NPB / 2023年5月19日 |
年俸 | 1億3000万円(2024年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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経歴
編集プロ入りとカージナルス傘下時代
編集2014年8月19日にアマチュア・フリーエージェントでセントルイス・カージナルスと契約してプロ入り[2]。2021年まで傘下のマイナーチームでプレーしたが、メジャーへの昇格はなく、同年オフに自由契約となった。
ダイヤモンドバックス傘下時代
編集2021年11月22日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ[3]。2022年は傘下のAA級アマリロ・ソッドプードルズで開幕を迎えた。7月17日の試合では2015年のスタットキャスト導入以降では最長となる161mの本塁打を放った[4]。アマリロでは109試合に出場して打��.310、30本塁打、93打点を記録し、9月には自身初となるAAA級へ昇格した[5]。AAA級リノ・エーシズでは14試合に出場して打率.291、2本塁打、10打点を記録したが、メジャーへの昇格はなく、オフに自由契約となった。
オリックス時代
編集2022年12月27日にオリックス・バファローズと育成契約を結んだ[6]。背番号は121。
2023年は二軍で24試合に出場して打率.378を記録し、5月19日に支配下選手登録された[7][8]。背番号は40。5月19日から21日までの北海道日本ハムファイターズとの3連戦では、19・20日が育成選手時代のユニフォームを着用[9]、21日は育成選手の山中尭之のユニフォームを借用して出場した[10]。7月4日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦(東京ドーム)で来日初本塁打を記録した[11]。さらに1週間後の7月11日の千葉ロッテマリーンズ戦では、育成入団した外国人選手として初となる満塁本塁打を記録した[12]。
選手としての特徴・人物
編集驚異的な長打力が武器の右の大砲[13]。
愛称は「レオ」で、ファンに「呼んで欲しい」と呼びかけている[14]。
勉強家であり、来日後は日本語を熱心に勉強している[14]。オリックスの同僚とは覚えた日本語を交えながらコミュニケーションを取っている[14]。
詳細情報
編集年度別打撃成績
編集年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2023 | オリックス | 57 | 187 | 176 | 12 | 43 | 7 | 0 | 9 | 77 | 34 | 0 | 0 | 0 | 2 | 8 | 0 | 1 | 47 | 5 | .244 | .278 | .438 | .716 |
通算:1年 | 57 | 187 | 176 | 12 | 43 | 7 | 0 | 9 | 77 | 34 | 0 | 0 | 0 | 2 | 8 | 0 | 1 | 47 | 5 | .244 | .278 | .438 | .716 |
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
編集年 度 |
球 団 |
一塁 | |||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2023 | オリックス | 4 | 24 | 0 | 0 | 4 | 1.000 |
通算 | 4 | 24 | 0 | 0 | 4 | 1.000 |
- 2023年度シーズン終了時
記録
編集NPB
編集- 初記録
- 初出場・初先発出場:2023年5月19日、対北海道日本ハムファイターズ6回戦(京セラドーム大阪)、6番・指名打者で先発出場
- 初打席:同上、2回裏に加藤貴之から左飛
- 初安打・初打点:2023年5月21日、対北海道日本ハムファイターズ8回戦(京セラドーム大阪)、2回裏に鈴木健矢から中越2点適時二塁打[15]
- 初本塁打:2023年7月4日、対東北楽天ゴールデンイーグルス11回戦(東京ドーム)、2回表に田中将大から中越ソロ[16]
背番号
編集- 121(2023年 - 同年5月18日)
- 40(2023年5月19日 - )
脚注
編集- ^ “【オリックス】セデーニョと育成契約 2Aで30本塁打の右打ちの大砲 年俸4000万円”. 日刊スポーツ (2022年12月27日). 2023年5月21日閲覧。
- ^ “Leandro Cedeno Stats & Scouting Report - Baseball America”. www.baseballamerica.com. 2023年5月19日閲覧。
- ^ “Leandro Cedeño Stats, Fantasy & News” (英語). MiLB.com. 2023年5月19日閲覧。
- ^ “驚愕の“MLB最長弾”が「月まで飛んだ」 駐車場で弾んだ衝撃飛距離「なんてこった」”. Full-Count(フルカウント) ― 野球ニュース・速報・コラム ― (2022年7月17日). 2023年5月19日閲覧。
- ^ “Diamondbacks' Leandro Cedeno: Mashes way to Triple-A” (英語). CBSSports.com (2022年9月6日). 2023年5月19日閲覧。
- ^ “新外国人選手獲得のお知らせ”. オリックス・バファローズ. 2023年5月19日閲覧。
- ^ “支配下選手登録のお知らせ”. オリックス・バファローズ. 2023年5月19日閲覧。
- ^ “【オリックス】レアンドロ・セデーニョを支配下選手登録 第6の助っ人 ファームで打率3割7分8厘”. スポーツ報知 (2023年5月19日). 2023年5月19日閲覧。
- ^ 北池良輔 (2023年5月21日). “【球界ここだけの話(3055)】支配下昇格のオリックス新外国人・セデーニョは大物!? 山本由伸が「いよいよ来たな」と太鼓判”. サンスポ. 2023年5月24日閲覧。
- ^ “オリックス 今季初2桁得点!借り物ユニホーム「020」のセデーニョが先制二塁打/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online (2023年5月25日). 2023年5月24日閲覧。
- ^ “セデーニョ、来日1号はバックスクリーン弾|パ・リーグ.com”. パ・リーグ.com. 2023年7月12日閲覧。
- ^ “【オリックス】セデーニョ育成入団外国人球団初の満塁弾「重圧のなかで自分を制御」3連勝導く”. 日刊スポーツ. 2023年7月12日閲覧。
- ^ “オリ、長打力不足解消へ怪力助っ人リストアップ Dバックス傘下、レアンドロ・セデーニョ - スポニチ Sponichi Annex 野球”. スポニチ Sponichi Annex. 2023年5月24日閲覧。
- ^ a b c “「レオと呼んで!」育成から昇格したオリックスの若き助っ人セデーニョがジャパニーズ・ドリームを叶える【オリ熱コラム2023】”. THE DIGEST. 2023年5月24日閲覧。
- ^ “オリックス・セデーニョ、来日初安打で初打点「めっちゃうれしい!」大阪桐蔭高校吹奏楽部の〝援護〟を受け”. サンケイスポーツ. (2023年5月21日) 2023年5月21日閲覧。
- ^ “オリックス セデーニョが来日初本塁打 頓宮プロ初満塁弾に続いて田中将から記念弾連発”. デイリースポーツ. (2023年7月4日) 2023年7月4日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 選手の通算成績と情報 Baseball-Reference (Register)
- 個人年度別成績 L.セデーニョ - NPB.jp 日本野球機構
- 40 レアンドロ・セデーニョ 選手名鑑 - オリックス・バファローズオフィシャルサイト