三井埠頭株式会社(みついふとう)は、神奈川県川崎市川崎区扇町にある港湾事業会社。かつては東証2部に上場していた。銘柄コードは9352。太平洋セメントグループ。

三井埠頭株式会社
Mitsui-Wharf Co.Ltd.
本社
種類 株式会社
市場情報
本社所在地 日本の旗 日本
210-0867
神奈川県川崎市川崎区扇町9-1
設立 1945年
業種 倉庫・運輸関連業
法人番号 2020001074667 ウィキデータを編集
事業内容 港湾事業全般
代表者 代表取締役社長 奥村豊彦
資本金 35億円
売上高 133億4,200万円
(2024年3月期)[1]
営業利益 12億1,700万円
(2024年3月期)[1]
経常利益 12億8,000万円
(2024年3月期)[1]
純利益 8億1,100万円
(2024年3月期)[1]
純資産 141億5,100万円
(2024年3月期)[1]
総資産 208億1,800万円
(2024年3月期)[1]
主要株主 太平洋セメント100%
外部リンク 三井埠頭
テンプレートを表示

会社概要

編集

三井物産の一事業部門が独立して創業した経緯から、三井グループの一員として営業されてきたが、1998年には株式市場を通しての株買占めに遭い、経営権を掌握されるに至った。偽手形の流通による信用低下で会社更生法を適用し倒産した。その後、取引関係のある太平洋セメントの支援を受けて再建を果たした。2024年現在も社名に三井の名称を使用しているが、かつての親会社・三井物産からは完全に分離されている[注釈 1]

沿革

編集

営業所・事務所

編集

脚注

編集

注釈

編集
  1. ^ ただし、2024年現在の親会社である太平洋セメントは二木会・月曜会・三井業際研究所綱町三井倶楽部に加盟している三井系のセメント会社であるため、三井グループとは完全に切れたわけではない。
  2. ^ 小野田セメントは三井系のセメント会社であり、2024年現在の三井埠頭の親会社である太平洋セメントの前身企業の1つである。

出典

編集
  1. ^ a b c d e f 三井埠頭株式会社 第104期決算公告
  2. ^ a b c d e 三井埠頭株式会社 会社情報
  3. ^ a b 「会社更生法の適用を申請 三井埠頭が倒産」『朝日新聞』1998年6月5日、朝刊、38面。
  4. ^ 「三井埠頭 更生手続きを開始 横浜地裁 太平洋セメントが支援」『東京新聞』1998年10月15日、夕刊、10面。
  5. ^ 「旧経営陣特別背任 三井埠頭、太平洋セメントの100%子会社に」『読売新聞』2001年12月19日、東京朝刊、26面。
  6. ^ 「三井埠頭、13年前倒し、更生手続きを終結」『日経産業新聞』2006年1月17日、19面。

外部リンク

編集