江ノ島駅

神奈川県藤沢市片瀬海岸一丁目にある江ノ電の駅

江ノ島駅(えのしまえき)は、神奈川県藤沢市片瀬海岸一丁目にある、江ノ島電鉄。駅係員常駐駅である。駅番号EN06

江ノ島駅
駅舎(2018年9月)
えのしま
Enoshima
EN05 湘南海岸公園 (0.6 km)
(0.6 km) 腰越 EN07
地図
所在地 神奈川県藤沢市片瀬海岸一丁目4-7
北緯35度18分39.5秒 東経139度29分15秒 / 北緯35.310972度 東経139.48750度 / 35.310972; 139.48750 (江ノ島駅)座標: 北緯35度18分39.5秒 東経139度29分15秒 / 北緯35.310972度 東経139.48750度 / 35.310972; 139.48750 (江ノ島駅)
駅番号 EN06
所属事業者 江ノ島電鉄
所属路線 江ノ島電鉄線
キロ程 3.3 km(藤沢起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
10,097人/日
-2019年-
開業年月日 1902年明治35年)9月1日
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概要

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駅長主席助役所在駅。全線の15駅は当駅で掌管している。その他の駅掛員常駐駅には各々助役が所在し、自駅と隣接無人駅を管理し、主席助役の補佐をしている。

当駅は江ノ島電鉄の登記上における本店所在地であり、構内には江ノ電本社ビル、乗務区、電務班も存在する。乗務区が隣接しているため、乗務員の交代も当駅で行われる。

以前は、車両の出・入庫や転線の際は係員が手動でポイントを切り替え、手旗などによる合図で入れ換えをするという姿も見られたが、2024年3月16日から施行されたCTC化に因り、転てつ器は自動化されている。

1番線ホームの待合室は、江ノ電の資料や友好関係にある台湾国鉄平渓線関係の展示物やNゲージジオラマ[注釈 1]2007年9月まで運用されていた300形303号車の先頭部が保存されている[1]

歴史

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駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する地上駅で駅員配置駅である。

かつてホーム同士は構内踏切で結ばれていたが、2024年2月3日より閉鎖されて行先別改札となり、改札内でのホーム間移動は不可能となった[3]。なお、鎌倉方面改札の2番線ホーム側には、自動券売機・窓口は設置されていない為、藤沢方面側改札(1番線ホーム側)で購入した上で、改札外の公道・踏切を利用して移動する必要がある[3]

2006年9月、首都圏でのPASMOSuica対応開始に伴い、自動改札機が設置された。2019年4月に完工したリニューアル工事では、2番線ホーム藤沢方への改札口の新設、トイレの全面洋式化、駅照明のLED化、コインロッカーの増設および木製ベンチの設置などが行われた[2]

鎌倉方には2本の留置線が設けられており、分岐器を介して1番線側から出入庫が可能。朝5 - 6時台に当駅始発の列車があり[注釈 2]、入換が見られる。逆に21 - 23時台に当駅止まりの列車があり[注釈 3]、入庫や転線が見られる。また、稀に日中でも車両交換や分割併合の車両の出・入庫や転線が行われる事がある。

のりば

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番線 路線 方向 行先 備考
1   江ノ島電鉄線 上り 藤沢方面 [3]
2 下り 稲村ヶ崎長谷鎌倉方面


利用状況

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2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員10,097人であり[4]、江ノ電全15駅中3位。

近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[5][6]
年度 1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
出典
1995年(平成07年) 2,614 [* 1]
1998年(平成10年) 2,350 [* 2]
1999年(平成11年) 2,368 [* 3]
2000年(平成12年) 2,364 [* 3]
2001年(平成13年) 2,443 [* 4]
2002年(平成14年) 5,284 2,476 [* 5]
2003年(平成15年) 5,501 2,602 [* 6]
2004年(平成16年) 6,078 2,830 [* 7]
2005年(平成17年) 6,231 2,812 [* 8]
2006年(平成18年) 6,679 2,820 [* 9]
2007年(平成19年) 5,353 2,289 [* 10]
2008年(平成20年) 7,047 2,746 [* 11]
2009年(平成21年) 6,421 2,296 [* 12]
2010年(平成22年) 5,656 2,433 [* 13]
2011年(平成23年) 6,628 3,049 [* 14]
2012年(平成24年) 6,581 3,457 [* 15]
2013年(平成25年) 6,774 3,012 [* 16]
2014年(平成26年) 7,078 3,140 [* 17]
2015年(平成27年) 7,345 3,258 [* 18]
2016年(平成28年) 7,579 3,360 [* 19]
2017年(平成29年) 10,208 4,339 [* 20]
2018年(平成30年) 10,614 4,443 [* 21]
2019年(令和元年) 10,097 4,337 [* 22]


駅周辺

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バス路線

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駅前にある「江ノ島駅前」が最寄りバス停。この他併用軌道区間近くにある「竜口寺」「龍口寺」も利用可能。

江ノ島駅前
江ノ島方面
系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
F3 竜口寺 江ノ島 江ノ電バス
F31 竜口寺、江ノ島 湘南港桟橋 江ノ電バス 土休日朝1本のみ運行
藤77 竜口寺、江の島、江ノ島水族館 辻堂駅南口 神奈川中央交通東 季節運行
藤沢駅方面
系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
F3 柳小路、県合同庁舎前、奥田 藤沢駅南口 江ノ電バス
F31
F35
藤77 柳小路、県合同庁舎前 藤沢駅北口 神奈川中央交通東 季節運行
竜口寺
江ノ島方面
系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
F3 東浜、江ノ島海岸 江ノ島 江ノ電バス
F31 東浜、江ノ島海岸、江ノ島 湘南港桟橋 江ノ電バス 土休日朝1本のみ運行
藤77 東浜、江ノ島海岸、江の島、江ノ島水族館前 辻堂駅南口 神奈川中央交通東 季節運行
藤沢駅方面
系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
F3 柳小路、県合同庁舎前、奥田 藤沢駅南口 江ノ電バス
F31
F35
藤77 柳小路、県合同庁舎前 藤沢駅北口 神奈川中央交通東 季節運行
龍口寺
江ノ島方面
系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
鎌6 江ノ島海岸 江ノ島 京浜急行バス 日中のみ運行
船6 土休日は日中のみ運行
鎌倉山方面
系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
鎌6 鎌倉山、大仏前、長谷観音 鎌倉駅 京浜急行バス 日中のみ運行
船6 鎌倉山、深沢、富士見町 大船駅 土休日は日中のみ運行

周辺路線

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下記の路線・駅が徒歩圏にあるが、連絡運輸は行われていない。

隣の駅

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江ノ島電鉄
  江ノ島電鉄線
湘南海岸公園駅 (EN05) - 江ノ島駅 (EN06) - 腰越駅 (EN07)

当駅鎌倉方の龍口寺交差点より腰越駅まで併用軌道となる。

脚注

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注釈

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  1. ^ ドラマ『小さな運転士 最後の夢』のモデルとなった少年の父親の友人が寄贈したもの(江ノ島電鉄 - 鉄道施設情報
  2. ^ 5時10分および23分の鎌倉行き(江ノ島電鉄線 江ノ島駅 えのしま - 鎌倉方面)、5時15分の藤沢行き(江ノ島電鉄線 江ノ島駅 えのしま - 藤沢方面
  3. ^ 鎌倉駅発22時24分および23時37分(江ノ島電鉄 - 鎌倉駅時刻表)、藤沢駅発23時42分(江ノ島電鉄 - 藤沢駅時刻表

出典

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  1. ^ 江ノ電303号車先頭部,江ノ島駅で展示”. 鉄道ファン - 鉄道ニュース. 交友社. 2019年5月23日閲覧。
  2. ^ a b 江ノ島駅リニューアル工事の完了について”. 江ノ島電鉄 (2019年4月10日). 2019年4月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月17日閲覧。
  3. ^ a b c d 構内踏切廃止に伴う行先別改札の運用開始について | 江ノ島電鉄株式会社
  4. ^ 江ノ電グループ会社要覧 2021年版” (PDF). 江ノ島電鉄. p. 45. 2021年4月17日閲覧。
  5. ^ 神奈川県県勢要覧
  6. ^ 統計年報 - 藤沢市
  7. ^ 江の島のお土産はこれで決まり!老舗和菓子屋『扇屋』の「江ノ電もなか」”. Mapple Travel Guide. 昭文社. 2019年5月23日閲覧。
神奈川県県勢要覧

関連項目

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外部リンク

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