甘露

ウィキメディアの曖昧さ回避ページ

甘露(かんろ)とは、中華世界古代の伝承で、天地陰陽が調和するとから降る甘い液体。後世、王者が高徳であると、これに応じて天から降るともされ、また神話上の異界民たる沃民はこれを飲んでいるとされている。後にインドから仏教が伝来すると インド神話の伝承で不死の霊薬とされたアムリタを、漢訳仏典では中国の伝承の甘露と同一視し、甘露、あるいは醍醐と訳すようになった。

関連項目

編集