鎌ヶ谷大仏駅

千葉県鎌ケ谷市鎌ヶ谷にある新京成電鉄の駅

鎌ヶ谷大仏駅(かまがやだいぶつえき)は、千葉県鎌ケ谷市鎌ケ谷にある、新京成電鉄新京成線である[1]駅番号SL13関東の駅百選に選定されている。

鎌ヶ谷大仏駅
北口 鎌ヶ谷大仏駅ビル(2007年9月)
かまがやだいぶつ
Kamagaya-Daibutsu
SL12 初富 (2.1 km)
(0.9 km) 二和向台 SL14
地図
千葉県鎌ケ谷市鎌ケ谷1丁目8番1号[1]
北緯35度45分28.6秒 東経140度0分49.4秒 / 北緯35.757944度 東経140.013722度 / 35.757944; 140.013722座標: 北緯35度45分28.6秒 東経140度0分49.4秒 / 北緯35.757944度 東経140.013722度 / 35.757944; 140.013722
駅番号 SL13
所属事業者 新京成電鉄
所属路線 新京成線
キロ程 15.4 km(松戸起点)
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 島式 1面2線
乗降人員
-統計年度-
12,120人/日
-2021年-
開業年月日 1949年昭和24年)1月8日[1]
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南口(2018年7月)
鎌ヶ谷大仏

歴史

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かつては京成津田沼駅から当駅折り返しの列車が運行されていた。とくに北総・公団線相互直通運転を実施していた時期には、約半数ほどが当駅で折り返していた。津田沼方にあった分岐器はその後も輸送障害時や臨時列車等で使われることがあったが、現在は撤去された。

  • 1949年昭和24年)1月8日:新京成電鉄新京成線の駅として開業[1]
  • 1998年平成10年):「関東の駅百選」に選定される。選定理由は「駅前の阿弥陀如来像の大仏に因んで付けられた駅名で歴史を感じさせてくれる駅」。
  • 2025年令和7年)4月1日(予定):新京成電鉄の吸収合併に伴い、京成電鉄松戸線の駅となる[2]

駅構造

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島式ホームを持つ地上駅で、橋上駅舎を有する。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1   新京成線 下り 北習志野新津田沼京成津田沼千葉方面
2 上り 新鎌ヶ谷八柱松戸方面

利用状況

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2021年度の一日平均乗降人員は12,120人であり、新京成線内では第13位である。

近年の一日平均乗車人員推移は下表の通り。

年度 乗降人員 一日平均
乗車人員
2007年(平成19年) [3]7,714
2008年(平成20年) [4]7,671
2009年(平成21年) [5]7,514
2010年(平成22年) [6]7,419
2011年(平成23年) [7]7,270
2012年(平成24年) [8]7,369
2013年(平成25年) [9]7,425
2014年(平成26年) [10]7,269
2015年(平成27年) [11]7,279
2016年(平成28年) [12]7,289
2017年(平成29年) [13]7,398
2018年(平成30年) [14]7,418
2019年(令和元年) [15]7,355
2020年(令和2年) 11,509
2021年(令和3年) 12,120

駅周辺

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北口駅前には千葉県道59号市川印西線(木下街道)、千葉県道57号千葉鎌ケ谷松戸線が走り、古くから鎌ヶ谷宿一帯のシンボルとなっている鎌ヶ谷大仏がある。木下街道は、銚子から江戸への鮮魚輸送や常陸・下総の大名の参勤交代などでにぎわった重要な街道として賑わい、周辺には史跡も多くみられる。隣駅の二和向台駅は直線距離にして900メートル(m)しか離れておらず、当駅ホームから二和向台駅の駅舎を確認することができる。

駅ビル

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主な周辺施設

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ヨークマート咲が丘店

バス路線

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バスターミナルを兼ねた船橋新京成バス本社・鎌ヶ谷営業所(2018年7月)

バスターミナルを兼ねた船橋新京成バス鎌ヶ谷営業所が併設されている。「船03」と「鎌01」が発車し、他の系統は構外のりば(木下街道沿い)から発車する。船橋新京成バスの停留所名は構内外ともに「鎌ヶ谷大仏」で、「駅」や「営業所」「車庫」は付かない。ちばレインボーバスは駅構外のりばから発車し、停留所名は「鎌ヶ谷大仏駅」である。

乗場 系統 主要経由地 行先 運行事業者 所管 備考
構内
1番
船03 馬込沢・市立体育館・夏見台団地 船橋駅北口 船橋新京成バス 鎌ヶ谷
構内
2番
鎌01 井草橋・井草県営住宅・高野台市民の森 北総白井病院
新京成
上り
船09 三咲駅・市立体育館・夏見台団地 船橋駅北口 同じ位置
船33 三咲駅・医療センター八栄小学校入口
新京成
下り
習02 大穴・古和釜十字路・東��察署前 北習志野駅
鎌10 開拓入口・西白井駅 ニュータウン七次台
鎌12 開拓入口 西白井駅
ききょう号 ききょう南線 東武鎌ケ谷駅・鎌ケ谷市役所 新鎌ケ谷駅
レインボー
下り
白井線 八木が谷・根 白井駅 ちばレインボーバス 白井
八木が谷・根・白井駅・白井 白井車庫
レインボー
上り
二和道・馬込沢駅競馬場南門東中山駅入口 西船橋駅

その他

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当駅近くの出身で、プロ野球選手千葉ロッテマリーンズ所属)の清田育宏2015年ベストナインゴールデングラブ賞を受賞したことを記念して、2016年(平成28年)6月10日手形のレリーフが構内に設置された[17][18]

JR線連絡乗車券の(新津田沼乗り換え)津田沼駅経由の発売は当駅までとなっている(松戸経由も発売)。初富駅から松戸方面は常磐線松戸駅経由のみ発売。

隣の駅

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新京成電鉄
  新京成線
初富駅 (SL12) - 鎌ヶ谷大仏駅 (SL13) - 二和向台駅 (SL14)

当駅と初富駅の間は2.1キロメートル(km)離れており、新京成線内では駅間距離が最長となる区間である。

脚注

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  1. ^ a b c d “私鉄沿線・いま 新京成電鉄鎌ヶ谷大仏駅”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1998年9月8日) 
  2. ^ 京成電鉄と新京成電鉄の鉄道事業の合併が認可されました』(PDF)(プレスリリース)京成電鉄・新京成電鉄、2024年6月25日。 オリジナルの2024年6月25日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240625061204/https://www.keisei.co.jp/cms/files/keisei/MASTER/0110/Y6GBPH35.pdf2024年6月25日閲覧 
  3. ^ 千葉県統計年鑑(平成20年)
  4. ^ 千葉県統計年鑑(平成21年)
  5. ^ 千葉県統計年鑑(平成22年)
  6. ^ 千葉県統計年鑑(平成23年)
  7. ^ 千葉県統計年鑑(平成24年)
  8. ^ 千葉県統計年鑑(平成25年)
  9. ^ 千葉県統計年鑑(平成26年)
  10. ^ 千葉県統計年鑑(平成27年)
  11. ^ 千葉県統計年鑑(平成28年)
  12. ^ 千葉県統計年鑑(平成29年)
  13. ^ 千葉県統計年鑑(平成30年)
  14. ^ 千葉県統計年鑑(令和元年)
  15. ^ 千葉県統計年鑑(令和2年)
  16. ^ 新京成電鉄公式サイト「駅テナント・鎌ヶ谷大仏駅」による呼称。
  17. ^ “新京成電鉄、鎌ヶ谷大仏駅にロッテ清田選手の手形レリーフ設置”. Response. (株式会社イード). (2016年6月13日). http://response.jp/article/2016/06/13/276806.html?gp=1_email_20160613 2016年6月18日閲覧。 
  18. ^ プロ野球 2015 シーズンの活躍を記念/ロッテ清田選手のレリーフ 出身地の最寄り駅に掲出/新京成線「鎌ヶ谷大仏駅」』(PDF)(プレスリリース)株式会社千葉ロッテマリーンズ、新京成電鉄株式会社、2016年6月13日。 オリジナルの2016年6月18日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20160618140652/http://www.shinkeisei.co.jp/official/wp-content/uploads/2016/06/20160613_release_lotte.pdf2016年6月18日閲覧 

関連項目

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外部リンク

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