針金
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針金(はりがね)とは、金属を細長く線状に延ばしたもので、おもにペンチやニッパーなどで切れる硬さと太さをもつものをいう。
太さは線径(線の直径)あるいは番手と呼ばれる数字(BWG,AWG)で表される。 材質は低炭素鋼、真鍮、銅、アルミニウム、金などがあり、それぞれ鉄線、真鍮線、銅線、アルミニウム線、金線などと呼ばれる。なお材質が高炭素鋼のものは針金とは区別され、ピアノ線や鋼線と呼ばれる。
ペンチなどで容易に曲げられるが、同じ箇所を何度も曲げると加工硬化で硬くなり、それをさらに繰り返すと折れる。
店舗ではループ状やらせん状で販売され、金属材料としては比較的安価である。
表面がビニールや紙などで被覆加工されたものもある。
純度の高い銅線は電線やアース線として使われることがある。詳しくは電線を参照。
用途
[編集]素材
[編集]加工され、2次製品、3次製品が製作される。針金は腐食しやすいため、樹脂等でコーティングされることも多い。
資材
[編集]その他
[編集]- ビニールタイやツイストテープ - 針金表面をビニールなどで加工したもので、食品袋の結束に使われる。
- モール - 細い針金を芯に、着色した繊維と別の針金を撚り合わせビロード状の毛羽を立てたもので、工作や手芸に使われる。
比喩
[編集]次のようなことがハリガネと喩えられる。カタカナ表記されることが多い。
- 痩せて細い体形。
- 茹で時間が極端に短い硬い麺。
- 鋭いこと。ハリガネシュート、ハリガネサーブなど。