コンテンツにスキップ

「投了」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Su-no-G (会話 | 投稿記録)
- {{正確性}} 英語版へのリンクがはずされて解決のご様子
Su-no-G (会話 | 投稿記録)
-it, -no 両方とも辞職、辞任についての記事でした。
41行目: 41行目:


[[de:Resignation]]
[[de:Resignation]]
[[it:Dimissioni]]
[[no:Oppsigelse]]

2008年11月11日 (火) 14:41時点における版

投了(とうりょう、Resignation)とは、ボードゲームにおいて、不利な方が負けを認め、終局まで打たずに(指さずに)ただちにゲームを終えること。

概説

投了が行われるタイミングには、攻防ともに見込みがない、見込みがないまでもないが戦意を喪失してしまった、などがある。単なる時間や労力の節約であるとともに、これ以上打つのは相手の力を見くびりすぎであり、失礼にあたるとする考えから存在する。

一般に、投了優先の原則があり、反則等があっても指摘せずに投了した場合は投了を優先する。

オセロ

オセロでは石数によって勝敗を決定する場合が多く(先後二番打ち)、そうでない場合でも最終局面まで打って石差をはっきりさせるのが一般である。

バックギャモン

バックギャモンにおいても、負け方が点数に影響するため、終了間際までプレイする(ダブルに対するリザインは意味が異なる)。

囲碁

囲碁では投了の公式ルールが存在しない。自分の手番で「ありません」「負けました」と発して頭を下げ、相手がそれを受けて下げた時点で終了とするのが一般的である。投了で決着がついた場合、中押し(ちゅうおし)勝ちと呼ばれる。

小ヨセ、ダメつめ、整地に至った場合は、投げずに何目差なのかはっきりさせることがマナーとされている。

囲碁は特に終了がはっきりしないゲームであり、過去にタイトル戦でもダメつめ中の石の打ち上げでトラブルになったことがあり、注意が必要である。

将棋

将棋にも投了の公式ルールは存在しない。自分の手番で「負けました」と発して頭を下げ、相手がそれを受けて下げた時点で終了とするのが一般的である。

棋譜を汚さないとし、上手い手を出現させた時点での投了、一手違いの形にしてからの投了などの美学が存在し、最後の詰みまで指すことはごくまれである。投げ場を求める、などと言われる。

連珠

連珠では、先に五連を作った者が勝ちとなり、黒が禁手を打った場合はその時点で白の勝ちとなる。しかし、四三(白の場合は三三、四四も)を打ち、相手が防ぐことが不可能な場合、四三(三三、四四)を打った時点で打った者を勝ちとする場合もある。

チェス

チェスにおいては、「(I) resign」「負けました」などと発し、握手をすることでゲーム��終了となる。自分のキングを倒すことでも投了の意思は発せられる。倒すふり、つかむだけであることが多い。

とくに自分の手番である必要はなく、相手の手番で投げても良い。