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馮天薇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
馮天薇
2008年ワールドカップの馮天薇
基本情報
ラテン文字 Feng Tianwei
生年月日 (1986-08-31) 1986年8月31日(38歳)
国籍 シンガポールの旗 シンガポール
出身地 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
黒龍江省ハルビン市
性別 女性
選手情報
最高世界ランク 2位 (2011年8月)
現在世界ランク 10位 (2021年10月12日)
利き腕
グリップ シェークハンド
ラケット 狂飈龍
フォア面ラバー 国狂NEO3ブルースポンジ
バック面ラバー テナジー・05
戦型 ドライブ主戦型
ITTFサイト WTTプロフィール
経歴
学歴 湖南大学
所属歴
獲得メダル
シンガポールの旗 シンガポール
オリンピック
2008 北京 団体
2012 ロンドン シングルス
2012 ロンドン 団体
世界卓球選手権
2008 広州 団体
2010 モスクワ 団体
2012 ドルトムント 団体
2013 パリ 女子ダブルス
2014 東京 女子団体
2015 蘇州 女子ダブルス
2017 デュッセルドルフ 女子ダブルス
ワールドカップ
2009 広州 女子団体
2010 クアラルンプール 女子団体
2008 クアラルンプール 女子シングルス
2011 シンガポール 女子団体
2013 神戸市 女子団体
2013 神戸市 女子シングルス
2015 仙台市 女子団体
2016 フィラデルフィア 女子シングルス
2019 成都 女子シングルス
アジア競技大会
2010 広州 団体
■テンプレート ■プロジェクト:卓球 ■選手一覧

馮天薇簡体字:冯天薇、フォン・ティエンウェイ、Feng Tianwei、1986年8月31日 - )は、シンガポールの女子卓球選手。北京・ロンドンオリンピック卓球競技メダリスト。

経歴

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第52回世界卓球選手権個人戦

1986年8月31日、中華人民共和国黒龍江省ハルビン市で、穀物倉で働く父とデパート従業員の母との間に一人娘として生まれた。両親は貧しかったが生活費を切り詰めて彼女に卓球を学ばせた。父は多発性硬化症を患っていて、母はそれを彼女には隠していたが、2002年に亡くなった。その20日後、中国のジュニア全国大会で優勝した[1]

2003年より3年間、中国代表チームに所属したが、心筋炎をわずらいチームを去った。

2005年日本卓球リーグのサンリツでプレーした。

2007年シンガポールForeign Sports Talent Scheme[2]により同国に渡り、シンガポール国籍を得た。

2008年北京オリンピック団体戦で、銀メダルを獲得。シンガポールにとってイギリス領だった1960年ローマオリンピック重量挙げでの銀メダル以来48年ぶり、1965年の独立以降では初のメダルである。この年から中国のリーグの中国スーパーリーグでもプレーした(2013年まで、その後2016年に再び中国スーパーリーグでプレー)。

2010年モスクワで行われた第50回世界卓球選手権団体戦決勝では、同大会8連覇中だった中国の、劉詩雯(当時世界ランク1位)と丁寧(同4位)を破ってシンガポールを初優勝に導いた[3]

2012年ロンドンオリンピックのシングルス3位決定戦で、日本石川佳純を破り銅メダルを獲得。団体戦でも3位決定戦で、韓国を破り銅メダルを獲得。

2016年リオデジャネイロオリンピックではシングルスと団体に出場、シングルスでは準々決勝で福原愛にストレート負け、団体では準決勝で中国に敗れ、3位決定戦では日本に敗れた。

2018年10月、同年開幕の新リーグ・Tリーグ日本ペイントマレッツに入団[4]

成績

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※最高成績

女子シングルス

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女子ダブルス

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  • 世界選手権 3位(2013、2015、2017)
  • アジア選手権 3位(2009)
  • ITTFワールドツアー・グランドファイナル 優勝(2012)

女子団体

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  • オリンピック 準優勝(2008)
  • 世界選手権 優勝(2010)
  • ワールドカップ 準優勝(2009、2010)
  • アジア選手権 準優勝(2019、2011)
  • アジア大会 準優勝(2010)

脚注

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関連項目

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外部リンク

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