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デルゲル川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

デルゲル川 (デルゲルがわ、Дэлгэр мөрөнデルゲル・ムレン) とは、モンゴル国北部のフブスグル県を流れる河川で、イデル川と同じくセレンガ川源流の一つである。ロシアとの国境に近いタイガ地帯を源流として、トムルブラグ・ソムでイデル川と合流しセレンガ川となる。一年の内、128-175日ほどは凍結する。

概要

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デルゲル川の流域にはフブスグルの県都ムルンがあり、町の南にはコンクリート製の橋が架かっている。

古くは哈喇台爾(ハラタイル)と記され、清代には徳勒格爾河と音写されていた。清朝が北モンゴルを支配下に置くと、デルゲル川左岸がジャサクト・ハン部右翼右末旗の遊牧地とされた[1]

関連項目

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脚注

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  1. ^ 須左1939,455頁

参考文献

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  • 原著:張穆/訳者:須左嘉橘『改稿 蒙古遊牧記』開明堂出版部、1939年