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ビューン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社ビューン
Viewn Corp.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
101-0054
東京都千代田区神田錦町2−2−1 KANDA SQUARE
設立 2010年3月19日
業種 情報・通信業
法人番号 3010401086948 ウィキデータを編集
事業内容 インターネットを利用したコンテンツ配信サービス等
代表者 大石隆行(代表取締役社長)
資本金 4億4000万円
売上高
  • 10億5百万円
(2024年3月期)
経常利益
  • 96百万円
(2024年3月期)
純利益
  • 1億25百万円
(2024年3月期)
純資産
  • 4億20百万円
(2024年3月期)
総資産
  • 7億11百万円
(2024年3月期)
主要株主
  • Link-Uグループ株式会社 66%
  • 株式会社善福寺
外部リンク https://www.viewn.co.jp/
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ビューンとは、2010年6月から株式会社ビューンによって提供されている、モバイル用の電子コンテンツサービスである。

概要

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新聞、雑誌類、テレビを、モバイル上から閲覧可能とするサービスである。iPadiPhoneソフトバンク3G携帯、ソフトバンクAndroid携帯でサービスの利用が可能となっている。

料金

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対象 料金 備考
iPad 450円(税込)/30日
iPhone
iPod Touch
350円(税込)/30日
Softbank携帯電話
Android搭載スマートフォン
315円(税込)/月額 携帯電話では、Flash Light 2.0以上の環境が必要

上記いずれも2010年12月現在[1]

過去の事件

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2010年6月1日、iPadのサービス開始時にアクセスが殺到し、サービスを停止するというアクシデントがあり、実際のサービス提供は6月29日となった[2]

配信方法について

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アエラ、週刊朝日など発売日当日から、ほぼ全ての記事が読めるものと、cancamやfridayなど一部の記事が読めるものとがある。 また、すべての雑誌が発売日初日から閲覧できるわけではなく、少しずつ閲覧可能記事が増えていくシステムをとっている。

沿革

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  • 2010年3月19日 - ソフトバンク株式会社(現:ソフトバンクグループ株式会社)が100%子会社として株式会社ビューンを設立
  • 2010年6月1日 - 13社の31の新聞・雑誌の一部が購読できるサービス「ビューン」の提供開始。しかしアクセスが集中しサービスを一時停止[3]
  • 2010年6月29日 - 「ビューン」をiPad向けWi-Fi限定で再開[4]
  • 2010年7月6日 - 毎日新聞電通西日本新聞を引受先とした第三者割当増資[5]
  • 2010年12月 - 「ビューン」がAndroidに対応[6]
  • 2011年8月29日 - 女性向け電子書籍サービス「ビューン for Woman」を月額月250円で提供開始[7]
  • 2013年10月28日 - 「ビューン全部読み」の提供開始[8]
  • 2015年6月24日 - ソフトバンクユーザー向けに月額540円で雑誌やマンガ読み放題になる「ブック放題」の提供開始[9]
  • 2016年7月1日 - 来店者が雑誌・マンガ読み放題になる法人向けサービス「ビューン読み放題スポット」の提供開始[10]
  • 2017年6月1日 - 入居者が雑誌・マンガ読み放題になる集合住宅のオーナー向けサービス「ビューン読み放題マンション」の提供開始[11]
  • 2017年10月5日 - 「ブック放題」の利用者をソフトバンク利用者以外に拡大[12]
  • 2017年12月25日 - Yahoo!プレミアム会員に月額無料で読み放題になる「読み放題プレミアム by ブック放題」の提供開始[13]
  • 2018年11月 - 「LINE@」や「LINE公式アカウント」を活用する店舗・企業向けの読み放題サービス「ビューン@(アット)」を提供開始[14]
  • 2019年5月 - 店舗のサブスクリプション型サービスの導入を支援する「Sub.」を提供開始[15]
  • 2019年9月 - 美容院等向けのタブレット専用読み放題サービス「読み放題タブレット」を提供開始
  • 2020年4月3日 - 無料マンガのまとめ速報サービス「フリービューン」を提供開始[16]
  • 2022年3月 - 「フリービューン」をレプラホーン株式会社へ事業譲渡
  • 2023年6月 - 「Sub.」をコムソフト株式会社へ事業譲渡[17]
  • 2023年8月 - 株式会社Link-U(現:Link-Uグループ株式会社)の持分法適用関連会社となる[18]
  • 2024年5月 - Link-Uグループ株式会社の連結子会社会社となる[19]

脚注

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  1. ^ サービス | ビューン
  2. ^ 蓮実社長に聞く、その後の「ビューン」はどうなっているのか - デジタル - 日経トレンディネット
  3. ^ 【動画アリ】国内大手メディア13社参加のiPadアプリ『ビューン』は6/1 無料DL開始!”. 週刊アスキー (2010年5月31日). 2018年1月24日閲覧。
  4. ^ 定額コンテンツ配信サービス「ビューン」 iPad向けにWi-Fi限定で再開”. ITmedia Mobile (2010年6月29日). 2018年1月24日閲覧。
  5. ^ ビューンが第三者割当増資を実施、毎日新聞社と電通、西日本新聞社が出資”. ITpro (2010年7月6日). 2018年1月24日閲覧。
  6. ^ 2010年12月ビューンがAndroidにも対応”. ITmedia Mobile (2010年11月4日). 2018年1月24日閲覧。
  7. ^ 女性向け電子書籍サービス「ビューン for Woman」 月250円で開始”. ITmedia Mobile (2011年8月29日). 2018年1月24日閲覧。
  8. ^ 「ビューン全部読み」の提供を開始”. INTERNET Watch (2013年10月28日). 2018年1月24日閲覧。
  9. ^ 本日開始!雑誌とマンガが読み放題のソフトバンク『ブック放題』を他サービスと比較”. 週刊アスキー (2015年6月24日). 2018年1月24日閲覧。
  10. ^ 来店者に雑誌・マンガの読み放題スポット、ビューンが法人向けに提供”. ケータイ Watch (2016年5月9日). 2018年1月24日閲覧。
  11. ^ ビューン、マンション入居者が無料で雑誌・マンガ読み放題のサービス”. ITpro (2017年4月25日). 2018年1月24日閲覧。
  12. ^ 「ブック放題」がソフトバンク以外でも利用可能に”. ITmedia Mobile (2017年10月4日). 2018年1月24日閲覧。
  13. ^ Yahoo!プレミアム会員、雑誌100誌&マンガ1万冊以上が読み放題に”. ITmedia Mobile (2017年12月25日). 2018年1月24日閲覧。
  14. ^ ビューン、店舗・企業向けの読み放題サービス「ビューン@(アット)」を提供開始”. 日本経済新聞 (2018年10月18日). 2023年7月6日閲覧。
  15. ^ 店舗のサブスクリプション型サービスの導入を支援する「Sub.」を提供開始”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2019年5月21日). 2023年7月6日閲覧。
  16. ^ ビューン、正規版の無料マンガを紹介するサービス「無料マンガまとめ速報 フリービューン」を開始 ~ ebookjapan、コミックシーモア、BookLive!と連携”. HON.jp News Blog. 2023年7月6日閲覧。
  17. ^ 店舗型サブスクリプションサービス「Sub.」の運営会社を「コムソフト」に変更”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2023年6月1日). 2023年7月6日閲覧。
  18. ^ Link-U、マンガや雑誌の読み放題サービス「ブック放題」を提供するビューンの株式49%を取得、持分法適用会社に”. gamebiz【ゲームビズ】. 2023年7月6日閲覧。
  19. ^ Link-U、持分法適用会社ビューン株式を追加取得して連結子会社化…法人向け雑誌の読み放題サービスを提供 | gamebiz”. gamebiz【ゲームビズ】. 2024年5月23日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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