コンテンツにスキップ

メッセージ (Apple)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
メッセージ
開発元 Apple
初版 2011年10月12日 (2011-10-12)
最新版
16.1 / 2022年10月24日 (21か月前) (2022-10-24)
対応OS iOS, iPadOS, watchOS, visionOS
サポート状況 現行
種別 インスタントメッセージ
ライセンス プロプライエタリ
テンプレートを表示
メッセージ (macOS)
開発元 Apple
最新版
14.0 / 2022年10月24日 (21か月前) (2022-10-24)
対応OS macOS
サポート状況 現行
種別 インスタントメッセージ
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト Apple - Mac でメッセージを使う
テンプレートを表示

メッセージは、Appleが開発・提供しているインスタントメッセージアプリケーションである。 メッセージでは、iMessageSMSMMSを送受信することができる。iOSiPadOSmacOSwatchOSvisionOSで動作する。

2012年7月にリリースされたOS X Mountain Lionと共にMacネイティブのインスタントメッセージクライアントとしてiChatを引き継ぐ形でリリースされた[1]。iChatのメジャーな機能を受け継いでおり、新たにiMessageを対応させたことでFaceTimeのようなAppleのiOS対応メッセージサービスを使用できるようになった。

iOSバージョン

[編集]

当初はSMSしか送受信できず、アプリ名も「SMS」だった。その後、iOS 3.0でマルチメディアメッセージングサービス (MMS) に対応し、アプリ名も「SMS/MMS」に変更。その後iOS 5.0でiMessageに対応し、アプリ名は「メッセージ」に変更された。iPadiPod touchにも移植された。

iOS 10.0より、エフェクト付きのメッセージ、手書きのメッセージ、ステッカー、Digital Touchの送信ができるようになった。また、ステッカーを写真と組み合わせられるようになった。

macOSバージョン

[編集]

2012年2月16日にOS X Mountain Lionのディベロッパープレビュー版の一部として発表された[2]。OS X Mountain Lionのリリース開始時、MessagesはiChatに代わりデフォルトのmacOSインスタントメッセンジャーになった。同年6月末よりAppleのウェブサイトではMac OS X Lionの無料ベータ版がダウンロードできる[3]。翌7月にはMessagesの最新バージョンを内包したOS X Mountain Lionの最新バージョンがリリースされた[4]

機能

[編集]

前作iChatと同様Messagesも文章や音声の送信と画面共有機能がある。Messagesにはまたビデオ会議機能も備わっておりAppleのビデオ呼び出しアプリケーションであるFaceTimeを利用可能な場合使用する。しかし、他のインスタントメッセージクライアントのインターフェイスではビデオ機能が有効にならない[5][6]

Messagesは以前iOS 5で動作するデバイスのみで利用可能だったAppleの無料のインスタントメッセージサービスであるiMessageに対応しており、XMPP(アプリケーションでは過去名のJabberと表示される)、AIM OSCAR英語版の両方をサポートする。加えて、Yahoo! MessengerGoogle トークに直接接続できる[3]

脚注

[編集]