コンテンツにスキップ

伊藤崇之

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
伊藤 崇之

第91回全日本アイスホッケー選手権大会決勝戦
(2023年12月10日、KOSÉ新横浜スケートセンターにて)
生誕
出生地
(1996-04-14) 1996年4月14日(28歳)
日本の旗 日本
長野県長野市
身長
体重
6 ft 0 in (1.83 m)
170 lb (77 kg; 12 st 2 lb)
ショット 左打ち
所属チーム 東北フリーブレイズ
学歴 水戸啓明高校
法政大学
所属歴 Kiekko-Laser
Champigny
東北フリーブレイズ (2022 - )
プロ選手期間 2022年 – 現在

伊藤 崇之(いとう たかゆき、1996年4月14日 - )は、長野県長野市出身のプロアイスホッケー選手[1]アジアリーグアイスホッケー東北フリーブレイズに所属[1]

弟もプロアイスホッケーの伊藤俊之[2]

経歴

[編集]

学生時代

[編集]

両親の影響で3歳からアイスホッケーを始め、長野市北佐久郡軽井沢町の軽井沢グリフィンズに所属。高校は水戸啓明高校に進学し、大学は法政大学へ進学[3]

法政大学在学中は軽井沢で実施された軽井沢GKクリニックではWorldHockeyLabの若林弘紀が主催するGKクリニックへの参加、チェコで行われたフランソワ・アレール英語版のGKクリニックへも積極的に参加している。

アジアリーグアイスホッケーでプレーすることを目標にしていたが、4年時に試合への出場が少なかったことから声が掛からなかった[4]。そのため、海外でプレーすることを視野に入れ、4年時に就活はしなかった[4]

Kiekko-Laser時代

[編集]

2019年に大学を卒業した後は単身でフィンランドリーグのKiekko-Laserへ入団[5]

2年目には開幕戦に先発出場した[4]

Champigny時代

[編集]

2021年にKiekko-Laserを退団し、その後フランスのChampignyへ入団[6]

東北フリーブレイズ時代

[編集]

2022年6月1日にアジアリーグアイスホッケーの東北フリーブレイズに入団した[7]。ヨーロッパでのプレーが若林クリスの目に止まり、念願だったアジアリーグアイスホッケーへの入団を果たした[4]。入団時には大学時の良きライバルでもあった東洋大学出身の同級生でもある古川駿が在籍していた事で、お互いに切磋琢磨しながらのプレーとなった[4]。また、先にアジアリーグ入りしていた弟に続いて入団したことにより、アジアリーグ初の長野県から兄弟でのアジアリーガーが誕生することになった[2]

2022-2023シーズンはシーズン中の2022年12月に地元長野県で行われた全日本アイスホッケー選手権大会で優勝[8]

第91回全日本アイスホッケー選手権決勝にて

2023-2024シーズンはシーズン中の2023年12月に横浜市で開催された全日本アイスホッケー選手権大会にフリーブレイズの一員として参加。12月10日にKOSÉ新横浜スケートセンターで実施されたH.C.栃木日光アイスバックスとの決勝戦では、弟の俊之と対戦することになった。

人物

[編集]

実家は善光寺で僧侶を継ぐことが決まっている[4]。父親はアイスホッケーをプレーしていたが、小学生の時に父親を亡くしており、大学卒業後に僧侶を継いだため、息子の伊藤には好きなことをしてこいと背中を押されている[4]

WorldHockeyLabの若林弘紀が主催するGKクリニックではデモンストレーターGKとして招聘される事が多い。

脚注

[編集]
  1. ^ a b 伊藤崇之 - 東北フリーブレイズ
  2. ^ a b 長野県勢初の兄弟アジアリーガーが誕生 アイスホッケー|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト”. 信濃毎日新聞デジタル (2022年6月21日). 2023年10月4日閲覧。
  3. ^ TIC編集部 (2018年6月27日). “あなたの防具を教えてよシーズン2〜法政大学 GK 伊藤崇之〜by Slap Freaket”. Tokyo Icehockey channel. 2023年10月5日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g 山口真一date=February 19, 2024. “【アイスホッケー】「いつも、自分を信じること」。伊藤崇之(東北フリーブレイズ)と古川駿(横浜グリッツ)の才能。(前編)”. ベースボール・マガジン社: BBMスポーツ. July 14, 2024閲覧。
  5. ^ 海外挑戦のはじまり|伊藤 崇之”. note(ノート) (2022年3月24日). 2023年10月5日閲覧。
  6. ^ 海外挑戦した理由 Part1|伊藤 崇之”. note(ノート) (2022年3月1日). 2023年10月5日閲覧。
  7. ^ 【2022-2023東北フリーブレイズ新入団選手のお知らせ】”. 東北フリーブレイズ (June 1, 2022). November 8, 2023閲覧。
  8. ^ 2022 全日本アイスホッ��ー選手権大会 in 長野|伊藤 崇之”. note(ノート) (2022年12月21日). 2023年10月5日閲覧。

外部リンク

[編集]