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児玉好熊

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児玉好熊

児玉 好熊(兒玉、こだま よしくま、1873年明治6年)2月20日[1] - 1924年大正13年)9月10日[2])は、明治から大正期の政治家衆議院議員立憲政友会)。

経歴

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鹿児島県伊佐郡東太良村[3](現在の伊佐市)で、児玉藤吉の長男として生まれ[1]、1909年(明治42年)7月、家督を相続した[1]中学造士館を経て[4]1894年(明治27年)慶應義塾を卒業[1][2][4]。慶應義塾の助教授となるが、持病を理由に1896年(明治29年)に帰郷し、英語や数学の塾を開く[4]

1899年(明治32年)より鹿児島県会議員、同参事会員、同副議長を歴任し[1][2]、1912年(大正元年)11月、第14代県会議長に就任した[4]。また1910年(明治43年)より鹿児島新聞社理事を務めた[2][3][4]

1915年(大正4年)3月、第12回衆議院議員総選挙(鹿児島県郡部、立憲政友会)で当選[5]。1917年(大正6年)4月の第13回総選挙(鹿児島県郡部、立憲政友会)でも再選され[6]、衆議院議員に連続2期在任した[2]

その他、地方衛生会議員、地方森林会議員、鹿児島県教育会常議員、日本赤十字社鹿児島県支部商議員などに就任した[1][3][2]

脚注

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  1. ^ a b c d e f 『人事興信録 第5版』こ60頁。
  2. ^ a b c d e f 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』255頁。
  3. ^ a b c 『現代日本の政治家』立憲政友会167-168頁。
  4. ^ a b c d e 『郷土人系 上』126-127頁。
  5. ^ 『衆議院議員総選挙一覧 自第7回至第13回』78頁。
  6. ^ 『衆議院議員総選挙一覧 自第7回至第13回』100頁。

参考文献

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  • 細井肇『現代日本の政治家』国光社、1916年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第5版』人事興信所、1918年。
  • 衆議院事務局編『衆議院議員総選挙一覧 自第7回至第13回』衆議院事務局、1918年。
  • 南日本新聞社編『郷土人系 上』春苑堂書店、1969年。
  • 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。