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小田垣栄司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
おだがき えいじ

小田垣 栄司
生誕 (1978-04-30) 1978年4月30日(46歳)
日本の旗 日本兵庫県豊岡市
国籍 日本の旗 日本
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小田垣 栄司(おだがき えいじ、1978年4月30日 - [1])は、兵庫県豊岡市出身の実業家・経営者

経歴

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事業者として

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近畿大学附属豊岡高等学校を卒業後、東京学芸大学教育学部人間科学類総合社会システム学科に進学[2]。大学在学中の1998年インターネットに興味を持ち、広告代理店の営業支援やホームページ制作事業で起業した[2][3][4]

2006年2月WEBマーケティングやシステム開発を行う株式会社ノヴィータを設立[2][3][4][5][6]リーマン・ショックの発生した2008年頃に事業が一度行き詰るようになるものの、社内の構造改革などに取り組んだことで2012年までに上向きに転じた[5]2015年4月に2代目(三好怜子)に社長職を譲り、小田垣自身は同社の会長となった[2][4][5]

2018年以降、以下の企業・法人・組織などに携わっている。

  • バイオシードテクノロジーズ株式会社 - 2018年12月に元ニチメン株式会社の広瀬陽一郎とともに創業[7]。農業資材開発や栽培指導などを事業内容としており[7]アサヒバイオサイクル等と協力して水田転作事業を取り組んでいる[8]
  • ひょうご神戸スタートアップ・エコシステムコンソーシアム - 2019年12月に設立。キーパーソンとして参画。ひょうご神戸のリソースやポテンシャルを最大活用しながら世界で活躍できる事業者を輩出する活動を支援している[9][10]
  • 一般社団法人エンづくり研究所 - 2021年8月に設立。理事を務めている[11]
  • 大阪・関西万博実行委員会 - 2022年3月に設立。ひょうごフィールドパビリオンの有識者として構想段階から関与。検討会議のコアメンバーとしても参画し対象コンテンツの認定や選定を行っている[12][13]

2018年9月に兵庫県と豊岡市が協調して実施する「兵庫高度IT起業家等集積支援事業」のITカリスマの認定を受け、以降は豊岡市の女性就労問題と帰郷率向上に取り組んでいる[2][6][14]

就任すると養父市の「ふるさと起業誘致支援事業」担当者からの相談を受け、自身が2016年から取締役を務めていた株式会社アイキューフォーメーションを紹介する。同社は2016年から小売電気事業者として参入していたが、2020年3月に養父市内に事務所を開設して、IoTを活用して消費電力をチェックすることで独居老人の見守り事業を開始し、同時に中山間地域の雇用創出にも貢献している[15][16][17]

脚注

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  1. ^ 豊岡市. “働きたい女性のためのデジタルマーケティングセミナー”. 2023年5月2日閲覧。
  2. ^ a b c d e 120 WORKPLACE KOBE. “第27回120交流会「こんにちは リモートワークと地方創生」”. 2023年5月2日閲覧。
  3. ^ a b アンカー神戸. “兵庫のITカリスマ! (株)ノヴィータ会長 小田垣 栄司氏!”. 2023年5月2日閲覧。
  4. ^ a b c 西脇市. “来たれIT企業の挑戦者たちよ!”. 2023年5月2日閲覧。
  5. ^ a b c 山口由起子. “○「ある経営者の物語」・まとめ~年末に一気読み、どうぞ!”. 2023年5月2日閲覧。
  6. ^ a b 兵庫県産業労働部新産業課. “女性たちがもう一度戻りたくなる豊岡市へ! 熱意と行動と連携力がかなえたITによる働き方改革。”. 2023年5月2日閲覧。
  7. ^ a b バイオシードテクノロジーズ株式会社. “バイオシードテクノロジーズ株式会社”. 2023年5月2日閲覧。
  8. ^ PR TIMES. “岐阜県での水田転作事業に「ビール酵母細胞壁」由来の農業資材(肥料原料)を活用”. 2023年5月2日閲覧。
  9. ^ 神戸市. “PowerPoint プレゼンテーション - 20220222”. 2023年5月2日閲覧。
  10. ^ PR TIMES. “世界に伍するスタートアップ・エコシステム拠点都市を目指しひょうご神戸スタートアップ・エコシステムコンソーシアムを設立します”. 2023年5月2日閲覧。
  11. ^ 一般社団法人エンづくり研究所. “一般社団法人エンづくり研究所”. 2023年5月2日閲覧。
  12. ^ 神戸経済ニュース. “兵庫県「フィールドパビリオン」枠組み設定向け有識者会議 第1回を開催”. 2023年5月2日閲覧。
  13. ^ 兵庫県. “ひょうごフィールドパビリオン 検討コアメンバー会議”. 2023年5月2日閲覧。
  14. ^ 豊岡市. “市内にITカリスマ誘致事業を利用したIT事業所が開設されました”. 2023年5月2日閲覧。
  15. ^ 兵庫県産業労働部新産業課. “本気になった自治体には、可能性しか生まれない。「高齢者」と「廃校」で次代のIT事業を創り出せ!”. 2023年5月2日閲覧。
  16. ^ 株式会社アイキューフォーメーション. “株式会社アイキューフォーメーション”. 2023年5月2日閲覧。
  17. ^ AUBA. “電気のあるところに安心がある。 様々な安心のかたちを一緒に考案してくださる事業者の方と共創したいと考えています。 小さな電力小売事業社です。意思決定が早く小回りが効きます。”. 2023年5月2日閲覧。