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小股掬い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小股掬い(こまたすくい)とは、相撲決まり手の一つである。出し投げを打った後、相手の踏み込んだ足(自分に近いほうの足)を内側から掬って倒す技[1]

使い手としては出羽の花義貴が有名で、1978年9月場所の初日に大関貴ノ花利彰にこの技で勝利したのをはじめ、この技で通算12勝を挙げている。

また、2016年7月場所の千秋楽で、当時カド番大関だった照ノ富士が、関脇魁聖との7勝7敗同士の対決でこの技で勝利し、勝ち越しを決め、カド番を脱出した。

2017年3月場所でも、横綱日馬富士が関脇の髙安をこの技で決めた。

2018年5月場所千秋楽で、石浦が十両の旭秀鵬にこの技で6勝目を挙げ、十両陥落を回避している。

2021年3月場所で翔猿が千代翔馬にこの技で決めている。

脚注

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  1. ^ 『大相撲ジャーナル』2017年7月号 p76

関連項目

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