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胡飲酒

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

胡飲酒(こんじゅ)は、雅楽唐楽の曲名の一つで、林邑楽(林邑八楽)の一つである[1]

その由来は、胡国の人が酔ってこの曲を奏すその姿を模して舞に作るという。

壱越調で、舞楽は舞人1人で、構成としては序と破から成る。このうち破の楽章は管絃としても演奏され、それには双調の渡物も存在する[2]

脚注

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  1. ^ 灰野庄平第三章 奈良時代の演劇」『大日本演劇史』第一書房、1932年、306-307,380-383頁https://books.google.co.jp/books?id=X_2iCSs9qXAC&pg=PP3922022年1月21日閲覧 
  2. ^ 朝倉無声新燕石十種 第三』國書刊行會、1912年、476頁https://books.google.co.jp/books?id=3fYZAAAAMAAJ&pg=PP4902022年1月21日閲覧。「雙調 春庭楽柳花苑颯踏入破賀殿急新羅陵王胡飲酒鳥急酒胡子陵王武徳楽