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藤里美保

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

藤里 美保(ふじさと みほ、2月5日生)は、元宝塚歌劇団月組主演男役スターである。兵庫県神戸市出身、本名:松永 園子(まつなが そのこ)。宝塚歌劇団時代の公称身長は163cm。宝塚歌劇団時代の愛称はオソノ[1](本名の園子より)。宝塚歌劇団40期生

略歴

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1953年、宝塚歌劇団に入団し、『春のおどり-花の宝塚-』で初舞台。宝塚入団時の成績は64人中36位[2]

新進男役時代に星組[2]から月組[2]へ組替えとなり、のちに月組男役トップスターとなる。

当時、那智わたる内重のぼるとともに宝塚歌劇で人気を博し、「マル(那智)・サチ(内重)・オソノ(藤里)時代」と称えられたほどである。

1964年2月29日[2]をもって、宝塚歌劇団退団。

2014年、古巣・宝塚歌劇団創立100周年記念で創立された『宝塚歌劇の殿堂』最初の100人のひとりとして殿堂入り[3]

宝塚歌劇団時代の主な舞台

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  • 『うつぼ舟』(星組)(1956年9月1日 - 9月30日、宝塚大劇場
  • 『高校三年生』(月組)(1957年10月1日 - 10月30日、宝塚大劇場)
  • 『ハイ・ティーン』(星組)(1958年6月1日 - 6月30日、宝塚大劇場)
  • 『秋の踊り(日本の旋律)』『青い珊瑚礁』(月組)(1958年10月1日 - 10月30日、宝塚大劇場)
  • 『ミュージック・アルバム』(月組)(1959年2月1日 - 2月26日、宝塚大劇場)
  • 『微笑の国』(月組)(1960年7月1日 - 7月31日、宝塚大劇場)
  • 『ショウ・イズ・オン』(月組)(1960年10月1日 - 10月30日、宝塚大劇場)
  • 『清姫』『三銃士』(月組)(1961年9月2日 - 9月29日、宝塚大劇場)
  • 『宝塚百花譜(ハナクラベ)』『華麗なる千拍子』(全組合同)(1961年12月1日 - 12月25日、梅田コマスタジアム
  • 『踊珠曼茶羅』『レ・ガールス-魅せられし女性論-』(月組)(1962年3月1日 - 3月22日、宝塚大劇場)
  • 『僕は君』(月組)(1962年5月1日 - 5月31日、宝塚大劇場)
  • 『花のみちのく』『皇太子の勲章』(月組)(1962年11月1日 - 11月28日、宝塚大劇場)
  • 『トランペット・オルフェ』『不死鳥のつばさ燃ゆとも』(月組)(1963年3月1日 - 3月24日、宝塚大劇場)
  • 『潮の鈴』『霧深きエルベのほとり』(月組)(1963年5月1日 - 6月2日、宝塚大劇場)
  • 『九月の宵の幻想曲(ファンタジア)』『一人ぼっちのハネムーン』(月組)(1963年9月3日 - 9月29日、宝塚大劇場)
  • 『レビューへの招待』(月・星組)(1964年1月1日 - 1月29日、宝塚大劇場)

ドラマ

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  • 夫婦百景(第270回)一塁ベースを踏め (1963年7月8日、NTV
  • レビューへの招待 (1964年2月2日、YTV

脚注

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  1. ^ 90年史, p. 64.
  2. ^ a b c d 100年史(人物), pp. 50–51.
  3. ^ 宝塚歌劇の殿堂 - ウェイバックマシン(2014年1月15日アーカイブ分)

参考文献

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  • 執筆:國眼隆一 著、編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子 編『すみれ花歳月を重ねて―宝塚歌劇90年史―』宝塚歌劇団、2004年4月1日。ISBN 4-484-04601-6NCID BA66869802全国書誌番号:20613764 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0 

関連項目

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