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鈴木正一郎

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鈴木 正一郎(すずき しょういちろう 1938年 - )は、日本の実業家。王子製紙(現・王子ホールディングス代表取締役社長・会長、日本経団連評議員会副議長、日本製紙連合会会長を歴任。

略歴

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愛知県出身。愛知県立旭丘高等学校を経て、1961年東京工業大学理工学部機械工学科卒業、王子製紙入社。春日井工場施設部長、技術本部副本部長等を経て、1993年取締役、96年常務、99年専務、2000年副社長と進み、2001年代表取締役社長に就任[1]

2006年から代表取締役会長。同年篠田和久社長とともに、北越製紙株の株式公開買付けを行い、日本初の大企業同士の敵対的TOBとして注目された。2012年会長を退任し取締役。同年取締役を退任し、顧問。この間、財界の雇用問題にあたり、2006年から日本経済団体連合会雇用委員長を務め、2008年には厚生労働省労働政策審議会委員に就任した[1]

2011年旭日重光章受章[2]

その他の役職

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  • 日本包装技術協会会長(2005-)
  • 日本製紙連合会会長(2006-)

脚注

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  1. ^ a b 「鈴木 正一郎」
  2. ^ 平成23年春の叙勲 旭日重光章受章者” (PDF). 内閣府. p. 1 (2011年4月). 2013年2月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月10日閲覧。
先代
大國昌彦
王子製紙社長
2001年 - 2006年
次代
篠田和久
先代
三好孝彦
日本製紙連合会会長
2006年 - 2008年
次代
芳賀義雄