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F-41C

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
NTTドコモ arrows ケータイ ベーシック F-41C
キャリア NTTドコモ
製造 FCNT
発売日 2022年5月13日
概要
CPU Snapdragon 210 MSM8909 1.10GHz
音声通信方式 3.9G:VoLTE(LTE)
3G:FOMA(W-CDMA)
2G:GSM
データ通信方式 3.9G:Xi
3G:FOMA(HSDPA
2G:GSM
形状 折りたたみ式
サイズ 113 × 51 × 15.8 mm
質量 133 g
連続通話時間 約410分(LTE VoLTE/AMR-WB)
連続待受時間 約640時間(LTE)
充電時間 約130分
バッテリー 1680mAh
内部メモリ RAM:1GB
ROM:8GB
外部メモリ microSDメモリーカード(2GBまで・ドコモ発表)
microSDHCメモリーカード(32GBまで・ドコモ発表)
日本語入力 ATOK Ver.1.2.0
赤外線通信機能 なし
Bluetooth なし
放送受信機能 なし
メインディスプレイ
方式 TFT液晶
解像度 フルワイドVGA
480×854ドット
サイズ 3.4インチ
表示色数 1677万7216色
サブディスプレイ
方式 有機EL
解像度
サイズ 約0.8インチ
表示色数 1色
メインカメラ
画素数・方式 約810万画素裏面照射型CMOS
機能 AF
HDムービー
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
ネイビー
ゴールド
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

arrows ケータイ ベーシック F-41C(アローズ ケータイ ベーシック エフ ヨンイチ シー)は、FCNTから発売された、NTTドコモ第3.9世代移動通信システムXi)と第3世代移動通信システムFOMA)のデュアルモード端末で、ドコモ ケータイspモード)の一つである。

概要

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2019年7月発売のarrows ケータイ F-03L(以下、F-03L)以来、約2年10ヶ月ぶりとなる「arrows」ブランドのフィーチャーフォンの機種となり、「ドコモ ケータイ」においても2021年6月発売のビジネス向けモデル「DIGNO ケータイ ベーシック KY-41B」以来、約11ヶ月ぶりとなる。

特徴

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テレビ機能なし Bluetooth Wifi未対応。

F-03Lと同等の防水・防塵対応(IPX5/IPX8/IP6X等級、独自の試験基準に基づき、浴室などの高湿度条件下での利用を確認済み)、アメリカ国防総省の調達基準であるMIL規格(MIL-STD-810G/810H)14項目に準拠した耐久性能を持つほか、本端末では外装ケースの側面と背面に抗菌・抗ウイルス処理が施された。SIAAの試験方法に準拠した試験を実施し、抗菌・抗ウイルスの認証を取得している。

通話機能はF-03Lにも搭載されている「はっきりボイス」(環境に合わせて相手の声を強調して聞き取りやすくする機能)や「あわせるボイス」(年齢に合わせて高音部を調整する機能)に加え、マスクによりこもった相手の音声を聞き取りやすくする「マスク通話モード」が搭載された(要設定)。最大速度がF-03Lから向上され、受信時で150Mbps、送信時で50Mbpsとなった(F-03Lの最大速度は受信時112.5Mbps、送信時37.5Mbps)。

迷惑電話対策機能が新たに搭載され、電話帳登録外の番号から着信があった場合、着信音と画面で通知し、通話開始と合わせて通話内容を迷惑メモとして自動で録音。通話後に注意を促すとともに、後から録音された通話内容を確認することが可能である(事前の設定が必要、注意喚起のみを行う機能のため、機能が作動した場合は周りの人や警察へ相談することが薦められている)。本機能が搭載されたことにより、全国防犯協会連合会推薦の「優良迷惑電話防止機器」(有料防犯電話)の認定を受けている。

一方で、F-03Lで搭載されていたワンセグおサイフケータイFelica)・無線LANBluetoothが非搭載となったが、機能を絞り込んだことでビジネスシーンでの用途も想定されており、端末の低価格化にも貢献されている。

これらの変更点以外はF-03Lから踏襲されており、片手でプッシュするだけで開けられる「オープンアシストボタン」、ジャストシステム製の日本語入力システムATOK」、画面の輝度を上げる「最大輝度モード」、年齢に合わせて色味を補正する「あわせるビュー」、最大6個まで登録可能な「お気に入り機能ボタン」などは本端末でも搭載されており、充電用の卓上ホルダ(USB Type-C)は本体に同梱されている。

ドコモオンラインショップなどの直営店での定価は14,850円である[1]

歴史

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  • 2022年
    • 4月28日 - 開発並びに発売予定日を発表[2]
    • 5月13日 - 発売開始。

関連項目

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注釈

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外部リンク

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