チャルニア
チャルニア Charnia は、エディアカラ生物群の一種。
中間より左右交互に峰が分岐しており、葉のような姿をしている。チャルニアは2つの種類がある。 ひとつは Charnia masoni である。この種類は、1957年に、後に教授になる男子学生のロジャー・メイスンによってレスタシャーのBradgate公園より発見された。 もうひとつは Charia wardi である。この種類は、南東ニューファンドランドで1978年に発見された。
このチャルニアという名前は初めて化石が見つかったチャーンウッド・フォレストの名をとって名づけられた。この生物を、発見当初はフォードは藻であると、グレースナーはウミエラであると解釈した。
チャルニアは、最も広範囲にわたって発見されるエディアカラ動物群のcomplex fossilのうちの一種である。イングランドのチャーンウッド・フォレスト、イラン、Olenek、南オーストラリアと白海などから発見された。しかしながら、大量のエディアカラ動物群の化石は、ニューファンドランドの南東の海岸に沿って見つかる[1]。
チャルニアは、世界のどこでも見つかる最も古い化石の一種である。Charnia wardi は、575 Ma のニューファンドランドでDrook formationで見つかった[2]。 C. masoni もその後すぐに見つかった。初期の地層で見つかる唯一の合成の化石は、Nimbia である。これは、チャルニアが真正後生動物の祖先である可能性を示唆している。
2008年現在、Charnia wardi はエディアカラ動物群最長の生物である。その長さは最高2メートルに達する。そして、波による影響をうけない深い海底に生息していた。
参考文献
[編集]en:Charnia(18:20, 5 November 2007)より翻訳。
- ^ Guy M. Narbonne and James G. Gehling (2003). "Life after snowball: The oldest complex Ediacaran fossils". Geology 31 (1): 27-30.
- ^ Grazhdankin, Dima (2004). "Patterns of distribution in the Ediacaran biotas: facies versus biogeography and evolution". Palæobiology 30 (2): 203-221. Retrieved on 2007-03-08.
外部リンク
[編集]- http://geol.queensu.ca/museum/exhibits/ediac/drook/carolyn.html - Charnia mason
- http://geol.queensu.ca/museum/exhibits/ediac/drook/calvert.html - Charnia wardi
- http://www.toyen.uio.no/palmus/galleri/montre/english/x494.htm
- https://web.archive.org/web/20070510112737/http://www.charnia.org.uk/newsletter/brit_assoc_2002.htm