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大須ういろ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社大須ういろ
大須ういろ本店
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
459-8009
愛知県名古屋市緑区清水山2-1619
北緯35度2分49.29秒 東経136度57分12.31秒 / 北緯35.0470250度 東経136.9534194度 / 35.0470250; 136.9534194座標: 北緯35度2分49.29秒 東経136度57分12.31秒 / 北緯35.0470250度 東経136.9534194度 / 35.0470250; 136.9534194
本店所在地 460-0011
愛知県名古屋市中区大須3丁目15番1号
北緯35度9分37.4秒 東経136度54分7.7秒 / 北緯35.160389度 東経136.902139度 / 35.160389; 136.902139
設立 1949年昭和24年)2月17日[1]
業種 食料品
法人番号 3180001062341 ウィキデータを編集
代表者 村山賢祐(代表取締役)[1]
資本金 5,000万円[1]
発行済株式総数 4,000株[1]
売上高 10億8900万円(2010年)[1]
従業員数 120人[1]
外部リンク https://osuuiro.co.jp/
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株式会社大須ういろ(おおすういろ)は、愛知県名古屋市にある企業。同市緑区に本社を、中区大須に本店を置き、生菓子などを製造・販売している。

概要

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名古屋名物のういろうを中心とした和菓子味噌煮込みうどんきしめんなどを製造・販売している。

2つの赤い提灯をあしらったシンボルマークで知られ、主力商品の大須ういろ・大須ないろは名古屋名物とされる。東海地区では「ぼんぼんぼ〜んと時計が三つ」の歌いだしで始まるCMソングで知られている。

同じ名古屋市にはライバル企業として青柳ういろうがある。

沿革

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大須ういろビル(登記上の本店)
  • 1947年(昭和22年) - 大須で創業[2]
  • 1949年(昭和24年)2月 - 合資会社大須ういろ設立[1]
  • 1957年(昭和32年) - 東京駅八重洲口に出店[3]。同時に看板商品ういろにこしあんを入れた新商品として、ないろを発売[3]
  • 1980年(昭和55年) - みいろ発売[4]
  • 1987年(昭和62年) - ういろないろパイ発売[4]
  • 1997年(平成9年) - ういろケーキ・ないろケーキ発売[4]
  • 2003年(平成15年) - 名古屋市緑区大高に本社を移転。
  • 2004年(平成16年) - シューういろ発売[4]
  • 2015年(平成27年) - ウイロバー販売開始[5]
  • 2020年(令和2年)12月 - 松坂屋名古屋店に新ブランド「初ーうい」の専門店を開設[6]

主な商品

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ういろの桜、抹茶、白
大須ないろ

和菓子類

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ういろ
  • 栗蒸し羊羹
ないろ
大須ないろはこしあんを元にしたういろうで、大須ういろが独自に開発した商品である。
手造りみいろ
三種類のういろを一つにまとめて作られたもの。
ばななういろ
2008年(平成20年)に発売される。
ういろうの中にバナナクリームをいれたもの。プレーンバナナとチョコバナナの2種類。

麺類

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きしめん
温かいきしめんの発売と同時に、冷しきしめんも発売している。
みそ煮込
味噌煮込みうどん用に適したうどん麺。

直営店

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全て愛知県名古屋市に所在。

  • 本店・大須北店 - 中区大須2-18-42[7]
  • 本部店(大高工場直売店) - 緑区清水山2-1619[7]

本店および大須北店は同じ場所で、それぞれ仁王門通り・万松寺通り(観音通り)沿いに面して店舗がある。

メディア提供番組

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2局同時CM

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名古屋市に本社を持つ民放AMラジオ局であるCBCラジオ及び東海ラジオ(両局とも中日新聞系)では、月曜 - 土曜の15:00の時報直後(15:00:03)から季節によって異なる大須ういろ・ないろのラジオ時報CMが約60年間にわたって流されていたが、広報宣伝の見直しにより2020年令和2年)3月31日を以ってすべてのCM・スポンサーを終了させた[8](なお、該当時間に野球中継などスポーツ中継を行っている時には流れなかった)。同じく名古屋市のFM局であるエフエム愛知(FM AICHI)でも1990年代まで流されていた。特に有名なフレーズが、「一番はじめは一の宮・・・」ではじまるわらべ歌をバックに流すCMである。

番組スポンサー

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  • タクマのHAPPY TIMES!!東海ラジオ、月曜 - 木曜:9:00 - 12:00)
  • かにタク言ったもん勝ち(東海ラジオ、金曜 9:00 - 12:00)
    • 10:00の数分間の提供である。時報後CMが流れ、同番組のパーソナリティーである蟹江篤子が「ここからは……」とスポンサーを初めのみ紹介する。10:00スタート時代にはコーナー終了後に「ここまでは…」とスポンサーを紹介していた。なお番組表上ではどちらの時期も、この時間帯に「かにタク言ったもん勝ち」という、番組名と同一のコーナー名がついており、大須ういろはこのコーナーのスポンサーという扱いとなってきる。
  • チビッコ作文教室CBCラジオ、日曜:12:00)
  • 茶の間の新聞(CBCラジオ、月曜 - 土曜:15:00 - 15:10、中日新聞ニュース
    • 先述の2局同時CMの後で放送される定時ニュース。現在は他の時間帯の定時ニュースとさほど変わりないが、以前はタイトルの通り、ソフトなニュースが流れることが多かった。またかつては一社提供だったこともあり、ニュースの後にもCMが流れ、スポンサー紹介を行っていた(上記の記述通り、2020年3月31日を以ってCM終了、提供スポンサーも終了した)。
  • 土曜スペシャルテレビ愛知。ローカルスポンサー枠。複数提供。)
  • キャッチ!中京テレビ。17時台、金曜スポンサー。)
  • 所さんの目がテン!(中京テレビ、ローカルスポンサー枠、2015年4月 - 2016年3月。)
  • その他(在名各局のテレビCMなど。かつては在名民放テレビ各局で放送されていたが、現在はテレビ愛知のみで放送されることが多くなっている。)

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 中部経済新聞社 2011, p. 250.
  2. ^ 大須ういろのあゆみ 大須ういろ
  3. ^ a b なごやめし研究会 2005, p. 128.
  4. ^ a b c d なごやめし研究会 2005, p. 129.
  5. ^ 春奈 (2021年12月28日). “名古屋で買いたい斬新なお土産菓子3選 - 意外性や遊び心の魅力たっぷり!”. マイナビ. 2021年12月28日閲覧。
  6. ^ 大須ういろ、ブランド再構築 こだわりのひと口サイズ展開 松坂屋名古屋店に専門店”. 中部経済新聞社 (2021年1月13日). 2021年12月28日閲覧。
  7. ^ a b 店舗について”. 大須ういろ. 2021年12月28日閲覧。
  8. ^ 小原智恵 (2020年4月9日). “「名古屋の名物が…」 ういろうCM、惜しまれつつ終了”. 朝日新聞デジタル. https://www.asahi.com/articles/ASN493C1ZN42OIPE00V.html 2020年4月9日閲覧。 

参考文献

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  • なごやめし研究会 編『なごやめし それはパラダイス』双葉社〈双葉文庫〉、2005年3月。ISBN 4-575-71293-0 
  • 中部経済新聞社 編『中部企業年鑑2012』中部経済新聞社、名古屋、2011年11月1日。ISBN 978-4-88520-156-1 

関連項目

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外部リンク

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