関暁夫
Mr.都市伝説 | |
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本名 | 関 暁夫(せき あきお) |
生年月日 | 1975年6月21日(49歳) |
出身地 | 東京都杉並区高円寺 |
出身 | NSC東京校2期 |
コンビ名 | ハローバイバイ(1996年 - 2009年) |
相方 | 金成公信 |
芸風 | コント(ボケ) |
事務所 | 吉本興業 |
活動時期 | 1997年 - |
同期 | ドランクドラゴンなど |
現在の代表番組 | 『やりすぎ都市伝説』 |
作品 | 著書『関暁夫の都市伝説』シリーズ |
配偶者 | あり |
人物 | ||||||||
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職業 |
作家 経営者 YouTuber | |||||||
身長 | 169 cm (5 ft 7 in) | |||||||
公式サイト |
公式サイト Mr.都市伝説 関暁夫 セキルバーグカフェ Twitter Mr.都市伝説 関暁夫 Facebook Mr.都市伝説 関暁夫 Instagram Mr.都市伝説 関暁夫 | |||||||
YouTube | ||||||||
別名 |
Mr.都市伝説 関暁夫 スティーブン・セキルバーグ 関タクスゼイアン | |||||||
チャンネル | ||||||||
活動期間 | 2019年12月27日 - | |||||||
ジャンル | エンターテイメント | |||||||
登録者数 | 49.5万人 | |||||||
総再生回数 | 3153万回 | |||||||
事務所(MCN) | 吉本興業 | |||||||
挨拶 | 信じるか信じないかはあなた次第です | |||||||
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チャンネル登録者数・総再生回数は 2023年2月17日時点。 |
関 暁夫(せき あきお、1975年6月21日 - )は、日本の芸人、YouTuber、作家、目黒区自由が丘に喫茶店「セキルバーグカフェ」を経営[1]。1996年から2009年までお笑いコンビ『ハローバイバイ』で活動[1]。吉本興業所属[1]。
都市伝説再ブームの第一人者であり、芸名「Mr.都市伝説 関暁夫(みすたーとしでんせつ せき・あきお)」や[2][3]、「スティーブン・セキルバーグ」[4][5]として、テレビやラジオ、イベントなどで都市伝説を語る[6]。2007年から『やりすぎ都市伝説』(テレビ東京系)で、都市伝説テラーを務め[1][6][7]、語りの締めに「信じるか信じないかはあなた次第です」というフレーズを使う[8][6][9]。2006年に書籍化された『Mr.都市伝説 関暁夫の都市伝説』は、2019年に第7巻まで発行され、シリーズ累計300万部のベストセラーとなった[6][1]。
経歴[編集]
1975年6月21日生まれ、東京都出身[10][11]。実家は寿司屋を営み、父は寿司職人[5]。東京都杉並区立松ノ木中学校出身。同校在学当時はヤンキーで、ボンタンに短ランの変形学生服を着用していた。当時の夢は調理師で、家業を継ぐ事を考えていた。
伊豆大島にある全寮制の海洋高校[7][5]、東京都立大島南高等学校を卒業後、進学先のモランボン調理師専門学校で金成公信と知り合う。専門学校を卒業後1年間、海外のおもちゃのバイヤーに興味があったため渡米したが、帰国後は家に引きこもる[7]。20歳の時に金成とお笑い芸人への道を歩むことを決心し、21歳で吉本総合芸能学院(東京NSC)の2期生になる[7]。1996年、東京NSC卒業後、金成とハローバイバイを結成、銀座7丁目劇場に出演[11][4][7]。
2004年頃のハローバイバイは、テレビ番組への出演が少なかった。当時、関は芸人を廃業しようと悩んでいたが、その前に自分の好きな都市伝説で仕事をしようと考える。28歳で個人の活動を始め、超能力や予知などの話を披露するオカルトトークライブを行った[7]。2005年8月6日に放送された『やりすぎコージー』の「芸人都市伝説」のコーナーで芸人都市伝説キングになり、その後、同番組の「芸人都市伝説」の企画に連続で出演する[7]。2006年11月、初の著書『ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説 信じるか信じないかはあなた次第』を出版[5]。80万部を超えるベストセラーとなり、後の都市伝説再ブームの火付け役となった。この頃からスティーブン・セキルバーグを名乗り、「都市伝説テラー」(都市伝説を語る人物)としてテレビ番組などの出演が増えると共に、「関暁夫のオカルトトークライブ」という不定期のライブを行っている。
2009年、ハローバイバイを解散した[1]。解散後は「ハローバイバイ関暁夫」という芸名で活動を続け、2011年12月30日に「Mr.都市伝説 関暁夫」に改名[12][13]。2019年末に始めたYouTubeチャンネル「Mr.都市伝説 関暁夫の情熱が止まらない」は[1]、登録者数が50万人(2024年3月22日時点)を超えた。2013年4月から自由が丘に「セキルバーグカフェ」を経営し[7][14]、都市伝説グッズの販売も行う[15]。
2010年11月3日、一般女性と結婚[16][5]。2021年10月、愛媛県立今治西高等学校伯方分校の魅力向上を目的に作られた「放課後情熱学園」の特別講師に就任[7][17]。2022年、情報経営イノベーション専門職大学客員教授に就任[18]。
出来事、評価[編集]
- 著書『Mr.都市伝説 関暁夫の都市伝説』の第1巻では「9・11陰謀論」、第2巻では、「新世界秩序」という陰謀論とマヤ暦に由来する「2012年大変動説」などを結合した説を主張した[6]。3、4巻では、イルミナティ、フリーメーソンといった陰謀論の世界ではおなじみの秘密結社ネタや、「東日本大震災は人工地震」「アメリカはロズウェルで得た技術を兵器開発に転用している」などの陰謀論を主張した[6]。2012年11月2日、テレビ番組『やりすぎ都市伝説』では、「ビル&メリンダ・ゲイツ財団がワクチン普及活動に取り組んでいるのは、世界人口調整のための陰謀」という反ワクチン陰謀論を紹介し[19]、マイクロソフト社からテレビ東京に協議が申し入れられた[6][20]。
- 2024年1月、関が経営する「セキルバーグカフェ」にミュージシャンのASKAが訪れ、ASKAは「いま、起こってる出来事を現実と受け止め合った。大事なことは『日本国で生きる日本人が日本を守らなくてはならない』という結論に達した」とXに投稿した[15][21]。
- 作家でと学会元会長の山本弘は、『トンデモ本の世界X』において、関の創作や虚偽を「都市伝説」と偽っている例があるとした上で、「実際には100%嘘である話を「信じるか信じないか」という二者択一を読者に押し付けることで半分くらい信憑性があるかのように錯覚させている」として、「信じるか信じないかはあなた次第」というフレーズを「卑劣」であると批判した[8]。また、「世界各地の大地震は地震兵器による攻撃だ」として被災者救援のためのチャリティーがフリーメイソンの資金源になっていると匂わせている著書の記述を引用し、「悪質なデマであり、これが元で募金額が減り、失われる命があるのではないか」と批判した[8][19]。
- 陰謀論や悪徳商法、オカルトなどを取材するライターの雨宮純は、「『やりすぎ』は、芸人が都市伝説を紹介するというスタイルで、最後は『信じるか信じないかはあなた次第』と無責任に締める」「『お笑い文化の中で語られるオカルト』という構図にすることで怪しさの軽減に成功した」「『都市伝説系YouTuber』が、都市伝説と銘打ってオカルトや陰謀論を語るスタイルは、関の影響」と批評した[6]。
- 2022年4月28日、有吉弘行は、『マツコ&有吉 かりそめ天国』で関の名前を挙げて「宇宙人はいてもいいし、雪男もいてもいいけど、嘘ついて金儲けしているヤツが許せない」と語った[22]。
出演作品[編集]
テレビ番組[編集]
- 『やりすぎコージー』(テレビ東京) - 都市伝説企画のレギュラー出演
- 『R30』(TBS)
- 『ドッカ〜ン!』(TBS) - 都市伝説先生として出演
- 『やりすぎ都市伝説』(テレビ東京) - レギュラー出演
- 『モクスぺ 勝手に秋祭り!芸能人恥ずかし映像100連発!!』(2007年11月1日、日本テレビ)
- 『平成20年間1億3000万人のがんばった大賞』(2008年1月7日、フジテレビ)
- 『都市伝説〜超常現象を解明せよ!3』(ナショナル ジオグラフィック)
- 『Mr.都市伝説 関暁夫の「ELIZA」未来を切り開くテクノロジー』(2016年10月7日 - 、テレビ埼玉)
- 『Mr.都市伝説 関暁夫のゾクッとする怪感話』(2020年10月23日 - 、BSテレ東)
- 『NHK高校講座学び方ガイド』「NHK高校講座のウワサに迫る!!」(2019年度)
テレビアニメ[編集]
- 『アイシールド21』(2005年4月 - 2008年3月、テレビ東京) - オットー・ゴンザレス 役
オリジナルビデオ[編集]
- 『けっこう仮面 ロワイヤル』(2006年、アートポート)
- 『けっこう仮面 プレミアム』(2006年、アートポート)
- 『けっこう仮面 フォーエバー』(2006年、アートポート)
映画[編集]
- 『アヒルと鴨のコインロッカー』(2007年、監督:中村義洋) - 江尻 役
- 『都市伝説的戦後日本史 〜信じるか信じないかはあなた次第〜』(2008年、監督・脚本・主演:関暁夫、「YOSHIMOTO DIRECTOR'S 100 〜100人が映画撮りました〜」の1本)[23]
CM[編集]
- 『マンガ倉庫』
ラジオ[編集]
- 『霜降り明星のオールナイトニッポン』(2024年、ニッポン放送)
著書[編集]
- 『ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説 信じるか信じないかはあなた次第』(2006年11月、竹書房)[4]
- 『ハローバイバイ関暁夫のコミック都市伝説』(2008年3月、ヨシモトブックス/ワニブックス)
- 『ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説 2 受け継がれし語られる者たちへ』(2008年7月、竹書房)[24]
- 『S・セキルバーグ 関暁夫の都市伝説 3 幸せを呼ぶピンクの四葉のクローバー』(2010年11月、竹書房)
- 『Mr.都市伝説 関暁夫の都市伝説 4 2013年 新時代の扉がいま開かれる』(2012年8月、竹書房)[5]
- 『Mr.都市伝説・関暁夫の都市伝説 5 メディア洗脳から目覚めたみなさんへ』(2014年12月、竹書房)
- 『最新版!ヤバい「都市伝説」大全』(2015年3月、宝島社) - 共著
- 『ヤバすぎる「都市伝説」大全』(2015年10月、宝島社) - 共著
- 『激ヤバ「都市伝説」 世界の陰謀大全』(2016年1月、宝島社) - 共著
- 『Mr.都市伝説・関暁夫の都市伝説 6 2018年最後の審判が下される!』(2016年8月、竹書房)
- 『Mr.都市伝説・関暁夫のファーストコンタクト バシャール対談』(2019年1月、ヴォイス)
- 『Mr.都市伝説・関暁夫の都市伝説 7 ゾルタクスゼイアンの卵たちへ』 (2019年12月、竹書房)[1]
- 『Mr. 都市伝説 関暁夫のゾクッとする怪感話』(2021年8月、宝島社)
出典[編集]
- ^ a b c d e f g h “Mr.都市伝説・関が熱弁「物質的価値観からの解放と精神テクノロジー」の時代…そしてお笑いもちゃんとやっていた!!”. サイゾー (2020年2月11日). 2024年3月22日閲覧。
- ^ “「SNSやリモートで、反国家思想は絶対にしゃべるなよ。情報全部取られてるから」”Mr.都市伝説”関暁夫インタビュー:やりすぎ都市伝説”. テレビ東京 (2020年9月18日). 2024年3月22日閲覧。
- ^ “9.11、コロナウイルスも予言していた!? ”Mr.都市伝説”関暁夫が読み解くイルミナティカード:やりすぎ都市伝説”. テレビ東京 (2020年9月16日). 2024年3月22日閲覧。
- ^ a b c “MEN'S SEAT INTERVIEW スティーブン・セキルバーグ”. ドカント(有限会社デジタルスタイル). 2024年3月22日閲覧。
- ^ a b c d e f “【関暁夫】“Mr.都市伝説”実家は商店街の寿司屋!”. 夕刊フジ (2012年8月31日). 2015年6月25日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 『サイゾー2024年5月号 (発売日2024年03月18日)』サイゾー、32-33「テレビがお墨付きを与えた(?)陰謀論 関暁夫『都市伝説』はもはや陰謀論!?『やりすぎ都市伝説』が続く理由」(雨宮純)頁。
- ^ a b c d e f g h i “二十歳のとき、何をしていたか?/関 暁夫”. POPEYE (2022年1月10日). 2024年3月22日閲覧。
- ^ a b c と学会『トンデモ本の世界X』楽工社、2011年7月5日。ISBN 978-4-903063-50-8。 P87-97
- ^ “千原ジュニア、「やりすぎ都市伝説」誕生のきっかけ明かす「当時は勝手に作っててん」”. スポニチアネックス (2021年9月25日). 2024年3月22日閲覧。
- ^ “Mr.都市伝説 関暁夫が語る!人口増加。異常気象、自然災害…今、考えるべきこと”. テレビ東京 (2023年11月11日). 2024年3月22日閲覧。
- ^ a b “ハローバイバイ関暁夫に聞く本当に怖い都市伝説”. Uside(ユーサイド). 2024年3月22日閲覧。
- ^ “ハローバイバイ関暁夫が改名! 今後は「Mr.都市伝説 関暁夫」で活動”. ORICON STYLE. オリコン株式会社 (2011年12月30日). 2015年9月21日閲覧。
- ^ “ハローバイバイ関暁夫が改名「Mr.都市伝説~」に”. スポニチアネックス (2011年12月30日). 2024年3月22日閲覧。
- ^ “セキルバーグカフェ”. 食べログ. 2024年3月22日閲覧。
- ^ a b “Mr.都市伝説・関暁夫 「感動が止まらない…日本の未来について一緒に熱くお話ができました」”. スポニチアネックス (2014年1月17日). 2024年3月22日閲覧。
- ^ “元ハロバイの都市伝説テラー・関暁夫が一般女性と結婚”. ORICON STYLE. オリコン株式会社 (2010年11月4日). 2015年9月21日閲覧。
- ^ “Mr.都市伝説が離島高校の生徒募集に奔走している理由【出願間��】”. 不登校新聞 (2022年1月11日). 2024年3月22日閲覧。
- ^ 教員紹介
- ^ a b “『やりすぎ都市伝説スペシャル』に「イルミナティ・カード」が!”. 山本弘のSF秘密基地BLOG (2012年11月4日). 2024年3月22日閲覧。
- ^ “テレ東番組「ワクチン普及は陰謀」 ゲイツ氏「全く逆」”. 朝日新聞 (2012年12月15日). 2024年3月22日閲覧。
- ^ ““Mr.都市伝説”関暁夫、大物ミュージシャン来店に興奮「感動が止まらない」 「奇跡の2ショット」と反響”. ENCOUNT (2024年1月17日). 2024年3月22日閲覧。
- ^ “「嘘ついて金儲けしてるヤツが許せない!」都市伝説で稼ぐ輩に有吉弘行が吐いた“ド正論””. サイゾー (2022年5月9日). 2024年3月22日閲覧。
- ^ “上映作品”. 吉本興業 YOSHIMOTO DIRECTOR'S 100 〜100人が映画撮りました〜. 2024年3月22日閲覧。
- ^ “書店員は見た! 現場は知ってる!? あの"取扱い注意"本が売れた、ホントの理由”. サイゾー (2008年12月18日). 2024年3月22日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 公式ウェブサイト
- Mr.都市伝説 関暁夫の「毒蝮2」 - ウェイバックマシン(2014年4月2日アーカイブ分)
- Mr.都市伝説 関暁夫の情熱が止まらない - YouTubeチャンネル
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