5人組ダンス&ボーカルグループ・Da―iCEが、新曲「CITRUS」(11月25日発売)で日本テレビ系日曜ドラマ「極主夫道」(10月11日スタート、後10時30分)の主題歌を務めることが24日、分かった。今年結成10周年という節目で全国ネットの連ドラ主題歌は自身初めて。
ドラマは同名漫画を原作に、主演・玉木宏(40)演じる極道から足を洗って専業主夫の道を選んだ男の任侠(にんきょう)コメディー。花村想太(30)とともに作詞を手掛けた工藤大輝(33)は、主題歌に「身が引き締まる思い」と受け止めるとともに、「僕たちの掲げるテーマとドラマの世界観がリンクするように書き下ろさせていただいたので、色んな視点から楽しんでいただけたら」と放送開始を心待ちにした。
8月から「五感」をコンセプトに6か月連続リリースという挑戦の真っただ中。第4弾となる今回の主題歌は「嗅覚」をテーマに、ドラマにも通ずる「自分が信じた道を極める」ことへの決意を込めたロックバラード。グループは4オクターブの声域で女性キーまで歌い上げるボーカル・花村ほか、高いダンススキルや各メンバーが作詞作曲を手掛ける魅力を持ち味とする。ドラマの中山喬詞プロデューサーは、起用を決めた理由に「ドラマにエネルギッシュさとフレッシュさがプラスされ、躍動感が増すことを期待」と明かした。
今年1月まで行ったツアーでは、自身初の1万人規模会場(東京・国立代々木第一体育館)で2日間公演を行うなど、自身最多の11万人を動員し、来年からは初の全国アリーナツアー(詳細未定)を控える。着実にステップを踏んでおり、主題歌をきっかけに、さらなる飛躍の匂いを漂わせる。