三谷幸喜監督9本目の映画「スオミの話をしよう」はあと味すっきりの上質コメディー
97年の「ラヂオの時間」以来、2~5年間隔で公開される三谷幸喜さんの監督作品は、毎回シチュエーションを変えながら、どれにも噴き出したくなるような笑いがあった。ただ、15年の「ギャラクシー…[続きを読む]
映画のない生活なんて、考えられない。映画は人生を豊かにする--。洋画、邦画とわず、三十数年にわたって映画と制作現場を見つめてきた相原斎記者が、銀幕とそこに関わる人々の魅力を散りばめたコラムです。
97年の「ラヂオの時間」以来、2~5年間隔で公開される三谷幸喜さんの監督作品は、毎回シチュエーションを変えながら、どれにも噴き出したくなるような笑いがあった。ただ、15年の「ギャラクシー…[続きを読む]
ローリング・ストーンズにはピアノソロのイントロが印象的な曲が多い。「悪魔を憐れむ歌」「モンキーマン」…。いずれも1人のセッション・ピアニストの手になるものと、この映画で知った。「セッショ…[続きを読む]
08年の「アイアンマン」からマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)がスタートして以来、その作品群では、スーパーヒーローの夢の共演が次々と実現した。「アベンジャーズ」(12年)のよ…[続きを読む]
ダイアナ妃の最後の恋人はパキスタン系の医師であり、クイーンのフレディ・マーキュリーもまたパキスタン系であった。過去の映画からも英国にパキスタン系の人たちが根付いていることがうかがえる。南…[続きを読む]
ひとごととして気楽に観(み)られる多くのアクション映画とは違い、まれに心の奥の暴力的衝動をジリジリと刺激される映画がある。拳の痛みが伝わってきた「ファイト・クラブ」(99年)やトンカチの…[続きを読む]