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カッラーラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カッラーラ
Carrara
カッラーラの風景
カッラーラの旗 カッラーラの紋章
紋章
行政
イタリアの旗 イタリア
トスカーナ州の旗 トスカーナ
県/大都市 マッサ=カッラーラ
CAP(郵便番号) 54033
市外局番 0585
ISTATコード 045003
識別コード B832
分離集落 #分離集落参照
隣接コムーネ #隣接コムーネ参照
公式サイト リンク
人口
人口 59793 人 (2024-01-01 [1])
人口密度 839 人/km2
文化
住民の呼称 carraresi
守護聖人 san Ceccardo
祝祭日 6月16日
地理
座標 北緯44度05分 東経10度06分 / 北緯44.083度 東経10.100度 / 44.083; 10.100座標: 北緯44度05分 東経10度06分 / 北緯44.083度 東経10.100度 / 44.083; 10.100
標高 100 (0 - 1610) [2] m
面積 71.29 [3] km2
カッラーラの位置(イタリア内)
カッラーラ
カッラーラの位置
マッサ=カッラーラ県におけるコムーネの領域
マッサ=カッラーラ県におけるコムーネの領域 地図
イタリアの旗 ポータル イタリア
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カッラーラ: Carrara)は、イタリア共和国トスカーナ州マッサ=カッラーラ県にある都市で、人口約60,000人の基礎自治体コムーネ)。

古来大理石の生産地として知られる。とくにカッラーラ・ビアンコと呼ばれる白大理石で著名であり、ミケランジェロダビデ像などに用いられている。

名称

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日本語文献では、カラーラ[4]カルラーラ[5]とカタカナ表記されることもある。

地理

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位置・広がり

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隣接コムーネ

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隣接するコムーネは以下の通り。括弧内のSPはラ・スペツィア県所属を示す。

気候分類・地震分類

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カッラーラにおけるイタリアの気候分類 (itおよび度日は、zona D, 1601 GGである[6]。 また、イタリアの地震リスク階級 (itでは、zona 3 (sismicità bassa) に分類される[7]

歴史

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マッサとは15世紀から19世紀までマッサとカッラーラで公国を構成していた。

経済・産業

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大理石の生産で最も重要な中心で、有名な白大理石はアプアーネ・アルプスイタリア語版近辺から産出する。

古代ローマの神殿やルネッサンス期の彫刻(ミケランジェロダビデ像)、近年ではロンドンのマーブル・アーチや2007年に完成したアブダビシェイク・ザーイド・モスクに石材を提供してきた。

石切り場
大理石採掘の跡を見せる山肌

分離集落のひとつコロンナータでは、大理石の桶を使用して製造されるラルド・ディ・コロンナータというラルド(豚の背脂の加工品)が名産。

文化

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街の記念碑としては12世紀大聖堂と現在は「美術アカデミー」なっている16世紀のドゥカーレ宮殿などがある。

スポーツ

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サッカー

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プロサッカークラブであるカッラレーゼ・カルチョが本拠を置く。2017-18シーズンはセリエC(3部リーグ)に属する。

行政

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分離集落

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カッラーラには、以下の分離集落(フラツィオーネ)がある。

  • Avenza, Bedizzano, Bergiola, Castelpoggio, Codena, Colonnata, Fontia, Gragnana, Marina di Carrara, Miseglia, Noceto, Sorgnano, Torano

姉妹都市

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カッラーラ出身の人物

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ゆかりのある人物

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脚注

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  1. ^ Popolazione residente per sesso, età e stato civile al 1° gennaio 2024” (イタリア語). 国立統計研究所(ISTAT). 2024年3月31日閲覧。メニューでVista per singola areaを選択。Anno:2024, Ripartizione:Centro, Regione:Toscana, Provincia:Massa-Carrara, Comune:Carrara を選択
  2. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Popolazione residente - Massa-Carrara (dettaglio loc. abitate) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2017年10月22日閲覧。
  3. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Superficie territoriale (Kmq) - Massa-Carrara (dettaglio comunale) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2017年10月22日閲覧。
  4. ^ 『現代地図帳 2006-2007』二宮書店、2006年、60頁。 
  5. ^ ジャンルイジ ブッフォン”. 現代外国人名録2012(コトバンク所収). 2017年6月13日閲覧。
  6. ^ Tabella dei gradi/giorno dei Comuni italiani raggruppati per Regione e Provincia”. 新技術エネルギー環境局(ENEA) (2011年3月1日). 2017年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月20日閲覧。
  7. ^ classificazione sismica aggiornata al aprile 2023” (xls). https://rischi.protezionecivile.gov.it/it/sismico/attivita/classificazione-sismica/. イタリア市民保護局. 2023年12月16日閲覧。

外部リンク

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