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東興市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中華人民共和国 広西自治区 東興市
中国とベトナムとの国境になっている北崙河(中国語版、ベトナム語版)。写真の右側は東興市、左側はクアンニン省モンカイ市
中国とベトナムとの国境になっている北崙河中国語版ベトナム語版。写真の右側は東興市、左側はクアンニン省モンカイ
中国とベトナムとの国境になっている北崙河中国語版ベトナム語版。写真の右側は東興市、左側はクアンニン省モンカイ
の地点
の地点
中心座標 北緯21度35分0秒 東経108度03分0秒 / 北緯21.58333度 東経108.05000度 / 21.58333; 108.05000
簡体字 东兴
繁体字 東興
拼音 Dōngxīng
カタカナ転写 ドンシン
国家 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
自治区 広西
地級市 防城港市
行政級別 県級市
建市 1996年
面積
総面積 548.8 km²
人口
総人口(1999) [1]10.0894 万人
経済
GDP(2001) [2]14 億元
電話番号 0779
郵便番号 538100
公式ウェブサイト http://www.dxzf.gov.cn/

東興市(とうこう-し)は、中華人民共和国広西チワン族自治区防城港市に位置する県級市。主要居住民族は漢族キン族チワン族ヤオ族等で、国内で唯一キン族が集中的に在住している。現在のキン族人口[いつの?]は約1.5万人である。

地理

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北崙河中国語版ベトナム語版北部湾の河口に入る。東興東部と北部は防城港市防城区と隣り合っており、西部はベトナム国境を接し、幅わずか100メートルの北崙河を介してベトナムのモンカイと相対する。市内にある東興港は、中国からベトナムへの旅行および商品・物資の貿易通路としての役割を担う。

沿海のオヒルギムラサキミズヒイラギ英語版マングローブアマモ藻場アカハジロヘラシギクロツラヘラサギカラシラサギヤイロチョウなどの生息地であり、2008年にラムサール条約登録地となった[1]

東興市(1991−2020)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 27.2
(81)
29.8
(85.6)
33.6
(92.5)
33.1
(91.6)
35.8
(96.4)
37.9
(100.2)
36.5
(97.7)
38.4
(101.1)
36.7
(98.1)
35.0
(95)
32.5
(90.5)
30.1
(86.2)
38.4
(101.1)
平均最高気温 °C°F 18.8
(65.8)
19.9
(67.8)
22.3
(72.1)
26.5
(79.7)
30
(86)
31.3
(88.3)
31.5
(88.7)
31.8
(89.2)
31.6
(88.9)
29.5
(85.1)
25.8
(78.4)
21.4
(70.5)
26.7
(80.04)
日平均気温 °C°F 15.4
(59.7)
16.7
(62.1)
19.5
(67.1)
23.4
(74.1)
26.6
(79.9)
28.2
(82.8)
28.3
(82.9)
28
(82)
27.4
(81.3)
25.1
(77.2)
21.4
(70.5)
17.3
(63.1)
23.11
(73.56)
平均最低気温 °C°F 13.1
(55.6)
14.6
(58.3)
17.4
(63.3)
21.2
(70.2)
24.1
(75.4)
25.7
(78.3)
25.7
(78.3)
25.3
(77.5)
24.4
(75.9)
22
(72)
18.4
(65.1)
14.5
(58.1)
20.53
(69)
最低気温記録 °C°F 4.0
(39.2)
4.1
(39.4)
5.0
(41)
11.1
(52)
15.7
(60.3)
19.5
(67.1)
21.5
(70.7)
21.2
(70.2)
17.3
(63.1)
10.8
(51.4)
5.5
(41.9)
3.3
(37.9)
3.3
(37.9)
降水量 mm (inch) 56.5
(2.224)
41.9
(1.65)
68.5
(2.697)
104.7
(4.122)
270.9
(10.665)
487.6
(19.197)
676.6
(26.638)
512.1
(20.161)
274.4
(10.803)
120.3
(4.736)
86.7
(3.413)
39.5
(1.555)
2,739.7
(107.861)
平均降水日数 (≥0.1 mm) 12.7 15.1 16.2 15.4 16.8 19.3 21.8 19.7 13.6 10.7 7.3 7.4 176
出典:China Meteorological Administration[2]

歴史

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元来は防城県である。独立した行政区画が初めて設置されたのは1957年の十万山トン族ヤオ族自治県であり、当時は広東省に属していた。その翌年には東興各族自治県と改称し、1965年には広西チワン族自治区に移管された。

1978年、県治が防城鎮に移転されたことより防城県と合併し、防城各族自治県が成立した(1993年に防城港市に昇格)。1996年、防城区より分割され、東興市が設立された。

行政区画

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  • 鎮:東興鎮、江平鎮、馬路鎮

交通

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過去に存在した区画

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脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ Guangxi Beilun Estuary National Nature Reserve | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2019年8月27日). 2023年4月12日閲覧。
  2. ^ CMA台站气候标准值(1991-2020)”. 2023年4月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月14日閲覧。

外部リンク

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