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松本肇

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松本 肇まつもと はじめ[1][2]1963年昭和38年〉[1][2]5月4日 - )は日本映画CGデザイナー、ビッグエックス代表[1][2]神奈川県出身[1][2]。横浜放送映画専門学校(現・日本映画大学)卒業[1][2]

来歴

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幼少期に観た映画『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』(1966年)や『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』(1967年)の光線描写に魅了され、合成の道を志す[2]。専門学校卒業後、デン・フィルム・エフェクトに入社[1][2]。視覚効果やCGデザイナーとしてゴジラシリーズやガメラシリーズに携わった[1]

ゴジラシリーズに初参加した『ゴジラvsビオランテ』(1989年)では、台本を貰う代わりにノーギャラで参加した[1]

クロスファイア』(2000年)での合成カットの仕上がりが評価され、監督の金子修介からの指名により東京現像所の仕切りであった『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』(2001年)にメインスタッフとして起用された[2]。同作品では、ポストプロダクション各社を監督らスタッフが回るというロスを削減するため、東宝撮影所内に各社の担当者が集まり1つの部屋でチェックする「チェックルーム」制度を立ち上げた[2]。また、合成のカット総数を減らす代わりにワンカットごとのクオリティを上げることに注力し、全国公開前に上映される東京国際映画祭の時点で未完成のカットを1桁にまで引き下げた[2]

携わった作品

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映画

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公開年月日 作品名 制作(配給) 役職
1989年12月16日 ゴジラvsビオランテ 東宝映画
東宝
エフェクトアニメーション[1][2]
1991年12月14日 ゴジラvsキングギドラ オプチカルスーパーバイザー[2]
1992年12月12日 ゴジラvsモスラ
1993年4月17日 仮面ライダーZO 東映
東映ビデオ
バンダイ
ビジュアルエフェクト スーパーバイザー
1994年4月16日 仮面ライダーJ
1995年3月11日 ガメラ 大怪獣空中決戦 大映
日テレ
博報堂
(東宝)
1996年7月13日 ガメラ2 レギオン襲来 大映
日テレ
博報堂
富士通
日本出版販売
(東宝)
視覚効果
1999年3月6日 ガメラ3 邪神覚醒 大映
徳間書店
日テレ
博報堂
日本出版販売
(東宝)
2000年6月10日 クロスファイア 東宝映画
TBS
(東宝)
ビジュアルエフェクトスーパーバイザー
2001年12月15日 ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 東宝映画
(東宝)
VFXスーパーバイザー
2002年12月14日 ゴジラ×メカゴジラ

オリジナルビデオ

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i VSビオランテコンプリーション 2015, p. 16, 「GODZILLA VS BIOLLANTE staff Message 松本肇」
  2. ^ a b c d e f g h i j k l GMKコンプリーション 2022, p. 53, 「STAFF MESSAGE 松本肇」

参考文献

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  • コンプリーションシリーズ(ホビージャパン
    • 『ゴジラVSビオランテ コンプリーション』ホビージャパン、2015年12月16日。ISBN 978-4-7986-1137-2 
    • 『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃 コンプリーション』ホビージャパン、2022年3月31日。ISBN 978-4-7986-2779-3 

外部リンク

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