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低地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

低地(ていち)は、主に周囲と比べて低い土地海抜の低い土地のことである。単に低い土地のことも表す。低地の対義語は高地である。

概要

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国土調査法の関連規定である「地形調査作業規程準則」の別表第二では扇状地谷底低地氾濫原低地三角州自然堤防旧河道干潟河原[1]治水地形分類図では、山麓堆積地形、扇状地、微高地(自然堤防)、旧河道、落堀、氾濫平野後背湿地砂州砂丘[2]、低地の下位となる地形に分類されている。

しかし、平地と同じく厳密な定義があるわけではなく、盆地を含めた高度200m以下の土地を表す場合、河川沿いの大規模な低い土地を表す場合、平地や台地に対する用語として用いられる場合があり、文脈によって意味合いが変わることに注意が必要である[3]

主な低地

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日本

など

ヨーロッパ
アフリカ
アジア
オーストラリア
アメリカ

脚注

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  1. ^ 地形調査作業規程準則(昭和二十九年総理府令第五十号)”. e-Gov法令検索. 2024年9月11日閲覧。
  2. ^ 治水地形分類図 解説書”. 国土地理院 防災地理課 (2015年8月). 2024年9月11日閲覧。
  3. ^ 「平野」「平地」「低地」の違いは何ですか。”. 帝国書院. 2024年9月11日閲覧。
  4. ^ エリトリアの基本情報”. ネットワーク総合辞典. 2008年5月15日閲覧。
  5. ^ トルファン(吐魯番)~TULUFAN”. JTB. 2008年5月15日閲覧。
  6. ^ オーストラリア発見”. オーストラリア政府. 2008年5月15日閲覧。

関連項目

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