コンテンツにスキップ

SUNSET CALLING

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
SUNSET CALLING
ジャンル 電話リクエスト番組
放送方式 生放送
放送期間 1990年10月~1996年3月
放送時間 参照
放送局 FM-FUJI
パーソナリティ 川辺小都子
長谷川雄啓
塚田光信
テンプレートを表示

SUNSET CALLING(サンセット・コーリング)は、1990年10月から1996年3月まで山梨県ラジオ局FM富士(FM-FUJI)で放送されたラジオ番組

番組綱要

[編集]

1990年10月に、同局初の本格電話リクエスト番組として放送開始。最初、放送時間は毎週月曜日~金曜日の夕方17:15~18:55。

電話(番組開始から終了30分前まで)やFAX(24時間)で、洋楽邦楽問わずリクエストを募集、楽曲のみならずリスナーからのメッセージも多く紹介する番組であった。

番組の歴史

[編集]

初代は川辺小都子が月曜日から金曜日までパーソナリティを担当。開始当初はJFN加盟しており、JFNニュース放送の関係で17:15~18:55の枠で放送。以後20:00まで放送時間を拡大、1992年にはJFN脱退を機に放送開始が17:00~19:30に繰り上げとなる。

1993年4月より金曜日担当のパーソナリティとして長谷川雄啓を迎えるも半年で降板[1]、再び川辺が全曜日担当となり、1995年3月まで担当した。そして番組終期のパーソナリティ塚田光信へと継承していく。塚田に交代してからは、女子学生(主に東京近郊の私立大学の学生)が日替わりでアシスタントを担当した。

夕方のリクエスト番組とあって、中高生からの人気も高く、1994年、15:00~16:55の枠で放送していた「J-POP SQUARE」が19:00~20:55へ移動(同番組の拠点も新宿ルミネ2のタワーレコードサテライトスタジオへ移行)したのを機に、放送開始を16:00に繰り上げ、3時間に拡大される。[2]

放送時間

[編集]
  • 月曜日~金曜日 17:15~18:55(1990年10月~1991年9月)
  • 月曜日~金曜日 17:15~20:00(1991年10月~1992年3月)
  • 月曜日~金曜日 17:00~19:30(1992年4月~1994年3月)
  • 月曜日~金曜日 16:00~19:00(1994年4月~1996年3月)

パーソナリティ

[編集]
期間 月曜 - 木曜 金曜
1990.10.2 1993.3.26 川辺小都子
1993.3.29 1993.9.24 川辺小都子 長谷川雄啓[1]
1993.9.27 1995.3.31 川辺小都子
1995.4.3 1995.9.29 塚田光信
武村貴世子
1995.10.2 1996.3.29 塚田光信

番組終了とその後

[編集]

放送中にFM-FUJIのJFN脱退、3度の放送時間変更、2度のDJ交代を経験したSUNSET CALLINGであったが、最終的には、1996年3月29日をもって終了し5年半の放送にピリオドを打った。

しかし、番組の電話リクエスト方式はそのままに、翌週4月1日よりリニューアルして『RADIO-izm』として新装開店。これまで1人制だったDJが週3人制(初代は月・火曜担当に島田奈央子、水・木曜担当に近田和生、金曜担当に宅麻仁)となり、DJそれぞれの個性を生かした企画などで人気を博す。なお『izm』が2008年4月1日より19:54までの4時間に枠拡大されるとともに電話によるリクエスト受付を終了し、本番組から16年続いた電リク番組としての形式に幕を下ろす形となった。そして翌2009年3月31日にはついにその『izm』も13年の歴史に幕を閉じた。

その後、同枠は幾度の番組改編を経て、2019年4月より現在『terminal』が放送されている。

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b 長谷川はのちにNACK5でスタートした電リク番組「THE HIT OPERATION」水・木曜DJとなる。
  2. ^ 同時期にはデイタイム枠の「SOUND SPEC.」が9:00~14:55から1時間繰り下げで10:00~15:55へ移動。
FM-FUJI 月~金曜 16:00~17:00
前番組 番組名 次番組
J-POP SQUARE
(15:00 - 16:55)
SUNSET CALLING
FM-FUJI 夕方のワイド番組
Crush on Jam
(17:15~17:55)
FMトワイライト・タイム
(18:00~18:55)
SUNSET CALLING
(ここから電話リクエスト番組)
RADIO-izm
(2008年3月まで電話リクエスト番組)