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隼人駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
隼人駅*
駅舎(2018年3月)
はやと
Hayato
地図
鹿児島県霧島市隼人町内山田一丁目1-1
北緯31度44分38.29秒 東経130度44分24.95秒 / 北緯31.7439694度 東経130.7402639度 / 31.7439694; 130.7402639座標: 北緯31度44分38.29秒 東経130度44分24.95秒 / 北緯31.7439694度 東経130.7402639度 / 31.7439694; 130.7402639
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
電報略号 ハト
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
1,514人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1901年明治34年)6月10日
乗入路線 2 路線
所属路線 日豊本線
キロ程 434.7 km(小倉起点)
国分 (2.6 km)
(6.9 km) 加治木
所属路線 肥薩線
キロ程 124.2 km(八代起点)
日当山 (2.6 km)
備考
  • * 改称経歴
  • - 1929年 国分駅→西国分駅
  • - 1930年 西国分駅→隼人駅
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隼人駅(はやとえき)は、鹿児島県霧島市隼人町内山田一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)のである。事務管コードは▲940520[2]

当駅の所属線[3]である日豊本線と、当駅を終点とする肥薩線の2路線が乗入れ、接続駅となっている。

歴史

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駅構造

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単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の合わせて2面3線を有する地上駅になっている。また、側線数線(このうち1線は着発収容線)があり深夜に翌朝用の列車が留置されている。

駅舎はコンクリート造りの平屋だが、九州新幹線が新八代駅から鹿児島中央駅まで開通した際にドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治によるプロデュースでリニューアルされ、竹材で覆われている[13]。屋根上の駅名表の左側に薩摩ゆかりの「島津家」の家紋が付いている[13]

JR九州本体による直営駅で、みどりの窓口が設置されている。

IC乗車カードSUGOCA」の利用が可能(相互利用可能ICカードはSUGOCAの項を参照)で、簡易SUGOCA改札機が設置されている。SUGOCAはみどりの窓口や自動券売機(無記名式のみ)で購入出来る。

SUGOCAは日豊本線でのみ利用可能で、肥薩線では利用出来ない。また、肥薩線の起点である八代駅にもSUGOCAが導入されているが、八代駅(福岡・佐賀・熊本・大分エリア)と当駅(鹿児島エリア)では利用エリアが異なるため、肥薩線経由で両エリアを跨ってSUGOCAを利用することは出来ない。

タッチパネル式の自動券売機(ICカード対応)、改札内にはICカードチャージ機が設置されている。

霧島市が計画している「隼人駅東地区土地区画整理事業」によって東口を設置する予定であるが[15]、駅舎改築の予定はない。

のりば

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のりば 路線 方向 行先 備考
1・2 日豊本線 上り 都城南宮崎宮崎方面[16] 特急「きりしま」は1番のりば
下り 鹿児島鹿児島中央方面[16] 特急「きりしま」は3番のりば
肥薩線 - 吉松人吉八代方面[16]  
3 日豊本線 下り 鹿児島・鹿児島中央方面[16]  
付記事項
  • 日豊本線の下り本線は3番のりば、上り本線は2番のりばとなっている。
  • 当駅 - 国分駅間と吉松駅間に回送列車が設定されている。
  • 夜間、2番のりばにキハ47形2両編成を2本縦列駐車させ、3番のりばに817系4両編成(普通列車の川内行き:当駅と国分駅間は回送)、留置線上に787系(特急きりしま81号の国分駅 - 鹿児島中央駅間始発便の車両:当駅と国分駅間は回送)とキハ47形4両が留置されている。
  • 肥薩線(吉松駅 - 隼人駅間)および吉都線(全線)のCTCセンターを併設している。

利用状況

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近年の1日平均乗降人員は以下の通り。

年度 1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
出典
2000年 1,771 [17]
2001年 1,787
2002年 1,807
2003年 1,811
2005年 1,848
2006年 1,864
2007年 1,858 3,711
2008年 1,890 3,773
2009年 1,826 3,649
2010年 1,783 3,561
2011年 1,797 3,576
2012年 1,746 3,495
2013年 1,791 3,585
2014年 1,668 3,346
2015年 1,654 3,319
2016年 1,641 3,288
2017年 1,631 非公表
2018年 1,641
2019年 1,640
2020年 1,413 [18]
2021年 1,429 [19]
2022年 1,429 [20]

駅周辺

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旧・隼人町の中心部。

バス路線

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  • 鹿児島交通
    • [68-1]伊敷ニュータウン - 国分営業所(日当山経由)
    • 隼人国分循環線
    • 加治木本町 - 重久(野久美田経由)
    • 医療センター・国分山形屋・霧島市役所 - 上小鹿野(市街地循環バス)
    • 隼人駅 - 妙見温泉 - 鹿児島空港(妙見温泉バス)
    • 国分営業所 - 中福良小
    • 隼人駅 - 鹿児島高専
  • 南国交通
    • 木之房経由 鹿児島空港

※かつてJR九州バス(国分線[21]隼人駅 - 国分駅桜島垂水)が運行されていた。

隣の駅

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九州旅客鉄道(JR九州)
日豊本線
普通
国分駅 - 隼人駅 - 加治木駅
肥薩線
普通
日当山駅 - 隼人駅

脚注

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  1. ^ 『週刊 JR全駅・全車両基地』 33号 熊本駅・嘉例川駅・大畑駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月31日、27頁。 
  2. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  3. ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、762頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ 「逓信省告示第238号」『官報』1901年6月4日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  5. ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 2号、16頁
  6. ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 2号、17頁
  7. ^ 昭和4年鉄道省告示第158号(肥薩線國分停車場改稱、昭和4年8月15日付官報)
  8. ^ 昭和5年鉄道省告示240号(肥薩線西國分停車場改稱、昭和5年9月3日付官報)
  9. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、77頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  10. ^ “日豊本線隼人駅の落成式”. 交通新聞 (交通協力会): p. 2. (1972年2月5日) 
  11. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 2号、19頁
  12. ^ a b “西都城-大隅大川原 国分-鹿児島間 44日ぶり開通 JR九州”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1993年9月21日) 
  13. ^ a b c “改装の霧島神宮と隼人両駅を披露 JR九州”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 31. (2004年2月22日) 
  14. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2012年12月4日) 
  15. ^ 隼人駅東地区土地区画整理事業”. 霧島市 (2018年3月4日). 2022年9月12日閲覧。
  16. ^ a b c d 隼人駅 時刻表(JR九州)”. 九州旅客鉄道. 2022年9月12日閲覧。
  17. ^ 霧島市統計書の「10.運輸・通信」 - 霧島市 2019年7月29日閲覧。
  18. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年2月22日閲覧。
  19. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2021年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2023年1月23日閲覧。
  20. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2022年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年2月22日閲覧。
  21. ^ 1935年10月国分線(隼人、国分、古江間)運輸営業開始「鉄道省告示第428号」『官報』1935年10月1日(国立国会図書館デジタルコレクション)

参考文献

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  • 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「肥薩線・吉都線・三角線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第2号、朝日新聞出版、2009年7月19日。 

関連項目

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外部リンク

[編集]
  • 隼人駅(駅情報) - 九州旅客鉄道